Darkglass Electronics ダークグラスエレクトロニクスからあらゆるニーズに対応できるトーンに仕上げることができる「Microtubes X 900」が発売されました。

Darkglass Electronics Microtubes X 900 ベースアンプヘッド 900W

画期的なX900アンプは、Xシリーズ・ペダルに倣って設計されており正確さとコントロールの新しい基準を打ち立てます。

クラスD 900Wアンプと超静音6 バンドグラフィックイコライザーを搭載し、アグレッシブなオーバードライブからクリアなクリーンサウンドまで、あらゆるニーズに対応できるトーンに仕上げることができます。

X ディストーション回路は、低音と高音をそれぞれコンプレッションし、サチュレーションさせたい周波数を正確に選択することができます。

【フロントパネル】

●Input
標準的な1/4″モノラルケーブルで楽器を接続します。
●Passive/Active
パッシブ/アクティブのモードを切り替えます。アクティブベースをご使用の際は、出力が大きいためアクティブモードを選択してください。
●X
Microtubes X エンジンのON/OFFを切り替えます。2つの帯域でベース信号をそれぞれ圧縮・歪ませることができ、クリーンな低域を固めて高域を歪ませることで、明瞭なクリーンサウンドからアグレッシブなディストーションサウンドまで対応しています。Microtubes X エンジンはEQセクションの前段で動作します。
●Clean Comp
2つクリーン・チャンネルのコンプレッサー回路のON/OFFを切り替えます。
●Vol(Clean Comp)
コンプレッサーON時のクリーン・チャンネルのレベルを設定します。
●HPF(High Pass Filter)
クリーンシグナルがディストーション回路に送られる前に適用されるハイパス・フィルターのカットオフ周
波数をコントロールします。100 Hz(ファズのようなサチュレーションサウンド)~1 kHz(輪郭が非常にシャープなサウンド)まで任意で設定が可能です。
●Drive
ハイパス側の歪みの量を設定します。
●Mix
コンプレッションされた低域と歪んだ高域のブレンド具合を設定します。
●LPF(Low Pass Filter)
クリーンシグナルがコンプレッション回路に送られる前に適用されるローパス・フィルターのカットオフ周波数をコントロールします。50 Hz(サブ・ベースのみのサウンド)から500 Hz(クリーンな中域を残したサウンド)まで任意で設定が可能です。
●Comp
X エンジンON時の低域のコンプレッションの量を設定します。スレッショルドとゲインの両方をコントロールし、レベルを一定に保ちます。このコントロールは、クリーンシグナルに対してコンプレッサーを有効にしたときのコンプレッション量もコントロールする
ために使用します。クリーン・コンプはフルレンジです。
●Level
X チャンネルの出力レベルを設定します。
●Bass
80 Hz以下の帯域を±12dBの間でブースト/カットします。
●Mids
250 Hz、500 Hz、1.5 kHz、3 kHzそれぞれを中心とした周波数帯域を±12dBの間でブースト/カットします。
●Treble
5 kHz以上の帯域を±12dBの間でブースト/カットします。
●Master
全体の出力レベルを設定します。
●Mute
アンプのミュートのON/OFF を切り替えます。
●Dimensions
Width: 230 mm /Length: 270 mm / Height: 70 mm / Weight: 2.9 kg

【バックパネル】

●Speaker Output
スピーカーキャビネットを接続するスピコンと1/4″ フォンプラグに対応したコンボジャックです。2つのジャックに接続されたキャビネットはパラレル接続となり、最小負荷は2.5Ωとなります。
●Send
プリアンプセクションを通過後の信号を出力し、外部のプリアンプやエフェクター、パワーアンプなどに接続が可能です。
●Return
パワーアンプ直前のインプットで、入力された信号はプリアンプセクションは通らずパワーアンプに直接送られます。Masterボリュームコントロールはこの入力の後段に位置しています。
●Ground Lift
XLR DI アウトのグラウンドをリフトするスイッチです。DI アウトからの信号にグラウンドノイズがが発生する場合は、このコントロールの設定を変更してみてください。
●Pre DI Output
アンプに入力された直後のクリーンなシグナルをバランスシグナルに変換して出力します(インパルスレスポンス・キャビネットエミュレーションは適用されません)。
●Post DI Output
アンマイクプリアンプ、レコーダー、オーディオインターフェイスなどのバランスシグナルを受ける機器をMicrotubes X 900プリアンプと標準XLRコネクタで接続する場合に使用します。この接続を使用すると、アンプのプリアンプ・セクションで処理された(ゲイン、ディストーション、コンプレッサー、EQ、Cab simなどが適用された)信号が得られます。
●USB
こちらのUSB-CコネクターからPC/Macと接続し、Darkglass Suiteで異なるキャビネット・インパルスレスポンスをロードしたり、アンプの他のパラメーター(MIDI、コンプレッサーのON/OFFなど)を変更することができます。
●Headphone Output
ヘッドフォンを接続します。インパルスレスポンス・キャビネットエミュレーションを選択している場合は適用されます。
●Headphone Volume
ヘッドフォン出力のボリュームをコントロールします。
●Aux In
ステレオミニプラグケーブルを使用し外部音源などのヘッドフォン出力に接続します。Aux Inから入力した信号はヘッドフォンアウトのみに送られます。
●Cab Select
3つのキャビネット・インパルスレスポンスを選択します。このセクションをバイパスしてより生々しいサウンドを得ることも可能です。
●MIDI
外部MIDIコントローラーからの信号を受けてアンプのチャンネルやその他機能のON/OFFを行います。MIDI PCとCCはDarkglass Suiteで設定可能です。
●Footswitch
Intelligent Footswitchは、X エンジンのON/OFFやアンプのミュートを操作できる独自のデジタル制御スイッチです。スイッチを長押しすることでアンプのミュートも行えます。フットスイッチ接続時は、Passive /ActiveスイッチとクリーンチャンネルのClean Compスイッチを除く全てのフロントパネルのスイッチが無効になります。

Super Intelligent Footswitchを使用する際は、Clean CompのON/OFFはフットスイッチでコントロールするため、フロント・パネルのClean CompスイッチをOFFにご設定ください。

・アンプとフットスイッチの接続には一般的な1/4″ モノラル・フォンケーブルを使用します。
・フロントパネルのスイッチでアンプをコントロールする際は、リアパネルのFootswitchジャックからケーブルを抜いてください。
●Fan
アンプ内のヒートシンク・システムがアンプを冷却するのを促すファンです。アンプ内の温度が上がるとファンの回転数が上がり、ノイズを最小限に抑えながら効率的にシステムを冷却します。温度が低い場合は回転を抑えファンのノイズを小さくします。通気孔を塞がないようご注意ください。
●AC Socket
電源ケーブルを接続しアンプに電源を供給します。AC100 – 240V、50Hz/60Hz まで対応した自動切替式電源を搭載しています。
AC Power On/Off
アンプのON/OFF スイッチです。

【スペック】