Fairfield Circuitry(フェアフィールドサーキタリー)から 人気のShallow Waterに1台1台異なるエッチングを全体的に施した限定バージョン「Shallow Water Limited Model」が発売!

Fairfield Circuitry(フェアフィールドサーキタリー)から 人気のShallow Waterに1台1台異なるエッチングを全体的に施した限定バージョン「Shallow Water Limited Model」が発売されました。

1台1台外観が異なり、本体にはシリアルナンバーが記載されています。

Fairfield Circuitry Shallow Water Limited Model ギターエフェクター

Shallow Water Limited Model

Shallow Water

Fairfield Circuitry Shallow Waterは、今まで聞いたことのないようなコーラスエフェクトを作ることができるペダルです。
Shallow Waterのエッセンスは不確かで浅く、ノスタルジックなキャラクターです。
アナログBBDにより作られる短いディレイから成る、典型的なアナログコーラス/ヴィブラート回路の周囲に作られた効果です。例えば、そのディレイタイムを可変すればヴィブラートと呼ばれるピッチ変調を作ります。
原音とディレイシグナルをミックスすればコーラスと呼ばれるコムフィルタを作ります。
Shallow Waterは、これらの典型的な回路とは異なっています。最も大きな違いはディレイタイムがランダムに変調され、リカバリフィルターがインプットシグナルに対してどのように動作するかです。
これらの違いが、Shallow Waterをただのコーラス/ヴィブラートペダルとは別のものとしています。

Shallow Water Limited Modelは、人気のShallow Waterに強烈なエッチングを全体的にほどこした限定バージョンです。1台1台外観が異なり、本体にはシリアルナンバーが記載されています。

Shallow Water Limited Model

疑似ランダムジェネレーター

モジュレーションのランダムクオリティはマイクロコントローラのシンプルなプログラムから始まります。
それはランダムボルテージのステップに近く、ランダムなインターバルで分割されます。
RATEコントロールがこのインターバルの範囲を調整します。

インテグレーターとデプス

これらのランダムステップボルテージはフィルター/インテグレーターにより処理され、ステップが次の値になる際の勾配を制御します。
DAMPコントロールを上げると、ランダムステップは遅く、鈍くなります。下げれば鋭く、唐突になります。
DEPTHコントロールはインプットシグナルのディレイをモジュレートするための量を調整します。
RATE、DAMP、DEPTはそれぞれ強い相互作用があります。

エンベロープフォロワーとリカバリフィルター

インプットシグナルがディレイラインを通過する際、BBDにより生成されるノイズ成分を除去するためにリカバリフィルターとゲートが必要となります。そのため、インプットシグナルのエンベロープをフォローし、ローパスフィルタの周波数を変調します。
LPGコントロールによりエンベロープの量を調整し、リカバリフィルターの動きの素早さを調整できます。

エンベロープフォロワーとリカバリフィルター

コントロール

● RATE:
RATEコントロールはランダムなピッチ変調を起こすタイムインターバルの範囲を調整します。範囲はナーバスからワイドまで、広く調整することができます。RATEとDAMPを高く設定すると変調の効果が薄れて聞こえますが、それで正常です。RATEととDAMPコントロール間には相互作用があり、様々な設定を試すことで多くの効果を作ることができます。

● DAMP:
DAMPコントロールはモジュレートシグナルのスロープを調整します。最小に設定するとピッチモジュレーションはすばやく唐突になり、モジュレーションボルテージのランダムチェンジが瞬間的に起こります。
DAMPを上げると変調が柔らかくなります。高く設定するとその可変は遅くなり、ピッチモジュレーションを知覚できないほどになります。音の変化を聞き取るには、ドライシグナルを多少ミックスする必要があります。そして、DAMPを上げてドライシグナルをミックスした設定はコーラスエフェクトに近くなります。

● DEPTH:
DEPTHノブはモジュレーションの強さを調整します。RATE、DAMP、DEPTHコントロールはそれぞれ相互作用があります。DEPTHはモジュレーションの味わいの強さを調整できます。

● LPG:
LPGコントロールはローパスフィルターとゲート回路に送られるエンベロープフォロワーの調整です。低く設定すると音は暗くなり、サステインが少なくなります。高く設定すると音が明るく、サステインも長くなりますが、設定によりBBDが生成したノイズが出力される場合もあります。

● MIX:
ドライシグナルとウェットシグナルのミックスです。フルウェット(時計回り最大)ではヴィブラートのようなトーンになり、そこから反時計回りにドライを足していくことでコーラスライクなトーンになります。

● VOLUME:
アウトプットボリュームを調整します。12時付近でユニティゲインとなります。Fairfield Circuitryでは5時付近がビールの時間です。

内部コントロール

● BOOSTとPAD:
インプットステージにはインプットシグナルレベルとインピーダンスをマッチさせるための2つのジャンパがあります。デフォルトではBOOSTがON、PADがOFFとなります。これはハイインピーダンスで出力の小さなエレキギターのような楽器向けのセッティングです。音が歪んでしまう場合はBOOSTジャンパをOFFポジションにすることで、全体のゲインを6dB程度減衰できます。シグナルソースがラインレベルの場合、PADをONポジションにします。さらに6dBのゲインリダクションをかけることができ、インプットインピーダンスを1/10に下げることができます。

● LPG ADJUST:
リカバリフィルターの最小周波数を調整します。
シグナルに対する応答性を調整することができ、下げるとローパスフィルタが強調され、センシティビティのスレッショルドが上昇します。
このトリムポットを調整する際は、MIXをフルウェットに、LPG、DEPTHを最小にし、ペダルをONにして音を聞き、リカバリフィルターの動きを聞きながら行います。
トリムポットはとてもセンシティブなため、調整は慎重に行い、最小限の設定に抑えます。調整を行ったら、LPGを上げ、インプットシグナルに対するエンベロープの応答を確かめます。

スペック

・1/4インチモノラルインプット/アウトプットジャック
・2.1mm センターマイナスDCコネクター
・11.9×9.6cm筐体
・トゥルーバイパス
・インプットインピーダンス:1MΩ
・アウトプットインピーダンス:2kΩ
・電源:9〜9.6VDCセンターマイナス(電池はお使いになれません。)
・消費電流:40mA

種類コーラス、ヴィブラート
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールRATE、DAMP、DEPTH、LPG、MIX、VOL