Free The Tone(フリーザトーン)から 今では入手が困難なDUMBLEアンプのように艶やかで存在感があり、プレイヤーが持つ個性を表現するために生まれたオーバードライブペダル「OVERDRIVELAND」のCUSTOM SHOPバージョンが発売!

Free The Tone(フリーザトーン)から DUMBLEアンプのように艶やかで存在感があり、プレイヤーが持つ個性を表現するために生まれたオーバードライブペダル「OVERDRIVELAND CUSTOM SHOP」が発売されました。

Free The Tone ODL-1-CS OVERDRIVELAND CUSTOM SHOP

新たな可能性を切り開くオーバードライブペダル「OVERDRIVELAND」

OVERDRIVELANDは、今では入手が困難なDUMBLEアンプのように艶やかで存在感があり、プレイヤーが持つ個性を表現するために生まれました。

ODL-1-CS

特徴

  • 無垢のダイキャストケースにレーザー加工を施し、一台一台異なる、無骨な表面状態の風合いをお楽しみいただくことができる仕様です。
  • カスタムショップバージョン用のカスタムモジュールは、より入力信号に敏感に反応するために、スタンダードバージョンと異なるパーツを使用しています。
  • ゲインや周波数特性を切り替えるためのROCK/JAZZスイッチ搭載(ノーマルチャンネル)
  • TONE回路をバイパスし、ガラスのようなサウンドを得るための「GLASS」スイッチ搭載(ノーマルチャンネル)
  • ノーマルチャンネルとドライブチャンネル、個別の出力レベル調整が可能。
  • HTS(Holistic Tonal Solution)回路を搭載。HTS回路は従来のバッファー回路とは異なり、ギターの持つサウンド特性を極限まで引出しながらインピーダンス変換を行い、「サウンド」と「低ノイズ」を両立しています。このHTS回路がエフェクトOFF時にもサウンドの音質劣化を防ぎます。また出力信号は、入力信号と同位相で出力していますので、位相反転の心配はありません。

開発の背景

設計者のフリーザトーン代表 林は、これまで20台以上のDUMBLEアンプのメンテナンス・修理を経験し、自身も複数のDUMBLEアンプを所有していました。
DUMBLEアンプは、クリーンサウンドであっても歪んでいるようにも聞こえる独特の倍音を持っています。そしてDUMBLEアンプのドライブサウンドは、アンプが意思を持っているかのようにギタープレイに反応します。
このフィーリングをペダルタイプのオーバードライブペダルに持たせたいという発想から開発がスタートしました。

使用方法と各機能について

OVERDRIVELANDは大きく分けて二つのセクションから成り立っています。
一つはノーマルチャンネル選択時に信号が通過するノーマルチャンネル回路。この回路にトーン回路(EQ ON/GLASSスイッチを含む)やゲイン特性を調整するROCK/JAZZスイッチも含まれます。
もう一つはドライブ回路。ドライブチャンネル選択時に、このドライブ回路を通過した後、ノーマルチャンネル回路に信号が流れます。

はじめにOVERDRIVELANDサウンドの土台となるノーマルチャンネルで、基本のクリーン・クランチサウンドを作ります。まずは全てのノブをセンターに合わせ、音を出してみてください。ピッキングの強弱に合わせて倍音成分が変化し音色が変わります。ノーマルチャンネルは、プレイヤーからさまざまなフレーズを導き出す豊かなトーンを持っています。
「GAIN」ノブで好みの歪み具合に調整します。音量は「NOR LEVEL」ノブで調整します。

ノーマルチャンネルには、基本となるサウンドを設定するために「EQ ON/GLASS」と「ROCK/JAZZ」のスイッチを用意しています。
「EQ ON/GLASS」スイッチは、ノーマルチャンネルのイコライジング機能を設定する機能です。「EQ ON」に設定すると「TONE」回路が動作します。
「GLASS」を選択すると、「TONE」回路がバイパスされ、ブラックフェイスのFender VibroverbのBrightスイッチをONにしたようなグラッシーなトーンを得ることができます。
「ROCK/JAZZ」スイッチは、ノーマルチャンネルの周波数特性や増幅段のゲイン設定を行います。
「ROCK」側はゲインを上げて音作りをすることを想定しており、低音域のゲインを少し下げつつも全体のゲインが上がるように設計されています。低音域の音量の上がり過ぎが原因で、アンプの入力段で音が潰れてしまうことを防ぎます。
「JAZZ」側は、全体のゲインを下げ、低音域が豊かに出るように設計されています。

OVERDRIVELANDのドライブチャンネルを選択すると、ドライブ回路がノーマルチャンネルの手前に付け足されます。
すなわち入力側から見て、ドライブ回路、ノーマルチャンネル回路、そして出力回路の順に信号が流れます。
このドライブ回路には、「HI-CUT」フィルター回路が装備されているため、高音域特性の調整が容易にできます。また、「PUSH」コントロールは、ドライブ回路からノーマルチャンネルに送る信号レベルを調整します。
この「PUSH」によって音圧感をコントロールすることができます。また、「DRV LEVEL」ノブでドライブチャンネル選択時の音量を調整することができます。

電源ついて

OVERDRIVELANDには電源切替機能が搭載されています。
DC9V側を選択すると、DCジャックに接続された外部パワーサプライからオーディオ回路に電源供給されます。
「VARI」側を選択すると、外部パワーサプライの電源は内部昇圧回路に接続され、この昇圧回路を通じてOVERDRIVELANDのオーディオ回路に電源供給されます。

※ スタンダードバージョンとカスタムショップバージョンでは、仕様が異なります。

オーディオ回路に供給する電圧をDC10V〜19Vまで、無段階に調整することができます。
電源電圧を変化させることによってクリッピングポイントが変化し、劇的にドライブサウンドが変化します。
そのサウンドの変化を楽しみながら、ご自身の好みにマッチした電圧を見つけてみてください。

OVERDRIVELANDは、9Vバッテリーを使って使用することができます。
内部昇圧回路は消費電流が大きいため、9Vバッテリーを使用する際は、電源切替スイッチをDC9V側に設定してご使用ください。
「VARI」に設定した状態で使用すると、バッテリーの消耗が早くなりますのでご注意ください。

1弦から6弦(7弦)までバランス良くドライブトーンが得られるOVERDRIVELAND独自のドライブサウンドは、表現の可能性を広げてくれる一台となるでしょう。ぜひ、その可能性をOVERDRIVELANDと共に探ってみてください。

仕様

入力インピーダンス500kΩ以上
出力負荷インピーダンス10kΩ以上
コントロールNOR LEVEL、DRV LEVEL、TONE、GAIN、PUSH、HI-CUT、
DRIVE、EQ ON/GLASSスイッチ、ROCK/JAZZスイッチ、
DC9V/VARIABLE切り替えスイッチ、電圧調整トリム
端子1/4インチ標準フォーン・ジャック(入力、出力)、
DC9V入力ジャック(ACアダプター・ジャック)
電源DC9V 電池 (9V形006P型)、ACアダプター(DC9Vセンターマイナス)
消費電流DC9V 95mA
サイズ97(D)× 120(W)× 51(H)mm
(フットスイッチやジャック等の突起物含む)
重量420g(電池含まず)
付属品保証書、WEBサイトアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足×4