Catalinbread(カタリンブレッド)から ブースターペダル「Epoch Bias」、簡単自作キット「Knight School Synth DIY Kit」、70年代を思わせる「SIDEARM 70」「STARCRASH 70」、2024年限定生産の「SOFT FOCUS Gold」が発売!

Catalinbread(カタリンブレッド)から ブースターペダル「Epoch Bias」、簡単自作キット「Knight School Synth DIY Kit」、70年代を思わせる「SIDEARM 70」「STARCRASH 70」、2024年限定生産の「SOFT FOCUS Gold」が発売されました。

Catalinbread Epoch Bias ブースター ギターエフェクター

Epoch Bias

EP-3エコープレックスは、テープエコーユニットとしてのサウンドだけでなく、プリアンプとしてロックの歴史を象徴するトーンを担ってきました。そのプリアンプ部分をコンパクトにしたEpoch Boostを拡張したのが、Catalinbread Epoch Bias(カタリンブレッド/エポックバイアス)です。

Epoch Biasに新たに追加されたBIASコントロールはEP-3の基本ゲインとボディを調整します。ゲイン自体が大きく増加することはありませんが、オリジナルの仕様を超えた調整が可能です。さらにFILTERコントロールで上品なハイカットを備え、EP-3初期〜後期の長所を調整することができます。

ソリッドステートとして最初にリリースされたエコープレックスEP-3は数々のレコーディングスタジオに導入され、ギタリストはアンプの前にそれを接続し、素晴らしいプリアンプでギタートーンを生み出しました。CatalinbreadはEpoch Boostで、それをまるでマスタリングツールであると述べていました。Epoch Boostはどこに設置することもできますが、プロギタリストを含むほとんどのプレイヤーがミックス全体を引き締めながらトップに輝きを加える常時ONプリアンプペダルのようにチェーンの最後に設置していました。

Catalinbreadではさらに改良を加えられないかと考え、オリジナルEP-3のスペック外のパーツをシミュレートすることで、少しだけゲインとボディを加えるBIASコントロールを追加しました。

さらに、初期と後期のEP-3の回路を試してみましたが、ほとんど違いがなかったので、その初期と後期の音色に加え、その先まで音色を調整できるFILTERノブを加えました。これでペダルを使用環境に合わせて調整することができます。

PREAMPコントロールはオリジナルEP-3ボリュームコントロールをシミュレートします。もともとEP-3回路はそれ自体ではゲインをほとんど加えることはありません。そのため、BOOSTノブを使うことで、より高いゲインを持つパンチのあるトーンを実現します。

まさに、これまでで最も柔軟で使いやすいEP-3プリアンプペダルです。

種類ブースター
アダプターセンターマイナスDC9V
電池駆動
コントロールPREAMP、BOOST、BIAS、FILTER

Catalinbread Knight School Synth DIY Kit ギターシンセ ギターエフェクター制作キット

Knight School Synth DIY Kit

Knight School Synth DIY Kit(ナイトスクールシンセディーアイワイキット)は、コンパクトなギターシンセペダルを自作するためのキットです。
組み立ては簡単で、はんだごて、はんだ、ワイヤーカッター、6角レンチとドライバーで制作ができます。

このペダルは、CatalinbreadのDIYの歴史です。大学に入学する前、ブレッドボードの作り方と回路図の読み方を学び、オンラインで投稿された多くの回路をブレッドボードで作成しました。
その後新しいDIYウェブサイトを見つけました。世界的なDIYサイトの1つ、Beavis Audioです。そこに掲載されたプロジェクトの1つに「Heterodyne Peyote Space Explorer」と呼ばれるものがありました。
このプロジェクトでCD40106チップを知り、EEクラスを受講している間、多くの時間、そのデバイスを調整しました。

当時開発していたブースト回路とCD40106チップを組み合わせたとき、奇妙なノイズが発生しました。しかし改良することでクールになる可能性がありました。昇圧回路を組み込むと、動作が改善されました。理由は分かりませんでしたがクールに思ったので友人のために制作しました。その後Tim Escobedo氏のCircuit Snippetsというウェブページを見つけました。彼の回路解析と私の回路を比較して、新の“発見”をしました。

Knight School Synth DIY Kitは最も野心的なプロジェクトです。プリゲインの生成にTim Escobedo氏の方法を用いることで完成したギターシンセペダルです。
このペダルは、ギターシグナルをスクエアウェーブに変換し、CD40106を用いてパルス幅を変更します。パルス幅を変更するLFOとシェイピングを変更するDepthコントロールがあります。
往年のモノフォニックシンセサイザーをエミュレートするエフェクトです。

Catalinbread SIDEARM 70 オーバードライブ ギターエフェクター

Catalinbread SIDEARM 70(カタリンブレッド/サイドアームセブンティ)は、ロックンロールの象徴的なトーンが生まれた70年代をイメージしたStarCrash ’70s Collectionペイントが施されています。

SIDEARM 70は、1979年にデビューした“グリーン”スタイルのオーバードライブを再構築しました。典型的なグリーンオーバードライブは、様々なフィルターを組み合わせ、特徴的なサウンドを作ります。これらはすべて、Catalinbreadによって慎重に調整され、新たに加えられたmidsコントロールと全体を調整したtoneノブで音色をコントロールします。
SIDEARM 70の“ハンプ”周波数は1kHzですが、midsコントロールは典型的なグリーンオーバードライブと同じ720Hzを調整することができ、この帯域をブースト・カットして音色をカスタマイズできます。toneコントロールは、下げると低域をブーストし、高域をカットします。上げると逆に低域をカットして高域をブーストします。このコントロールのセンターは1kHzで、周波数応答全体を調整することができます。

種類オーバードライブ
アダプター9-18Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールvolume、mids、tone、drive

Catalinbread STARCRASH 70 ファズ ギターエフェクター

Catalinbread STARCRASH 70(カタリンブレッド/スタークラッシュセブンティ)は、ロックンロールの象徴的なトーンが生まれた70年代をイメージしたStarCrash ’70s Collectionペイントが施されています。

1966年にゲルマニウムトランジスタでデビューし、70年代までには回路を安定させるため、シリコントランジスタへと変わった伝説的なエフェクト、ファズフェイス。シリコントランジスタとなってからも電源回路を当時の“新しい”半導体にほとんど適応させていませんでした。

STARCRASH 70は“最初からこうしてほしかった”70年代のファズフェイスを求めて作られました。

まず、あのFuzzノブを取り去りました。ファズフェイスは全プレイヤーの95%がFuzzノブをフルアップで使用し、残りの5%がフルアップのままギターのVolumeノブでゲインを抑えていると言えるほど意味がないものだからです。次に、“バッテリーシミュレーター”としても知られる便利なbiasコントロールを追加しました。これにより2番目のトランジスタの電圧を調整し、たくましいトーンからハーモニー豊かな音色まで、テクスチャを調整できます。low-cutはノブを回すと40hz〜500Hzの低域をカットします。

種類ファズ
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールvolume、bias、low-cut

Catalinbread SOFT FOCUS Gold リバーブ ギターエフェクター

Catalinbread SOFT FOCUS Gold(カタリンブレッド/ソフトフォーカス ゴールド)は、2024年限定生産のSOFT FOCUSゴールドバージョンです。

【SOFT FOCUS】
1989年ごろから92年ごろにかけて販売されたヤマハのハーフラックマルチエフェクター“FX500”。そこに収録される“Soft Focus”パッチは、Slowdiveのセカンド・アルバム“Souvlaki”など、90年代初期のシューゲイザーバンドに広く使用されました。

Catalinbread SOFT FOCUSはそのSoft Focusパッチをルーツとしたシューゲイザーペダルです。
SOFT FOCUSの心臓部は大幅なモディファイが施されたプレートリバーブで、それを3つのシグナルパスに分割します。
1つはシンフォニックなコーラスモジュレーター、2つ目はリバーブとミックスされるオクターブアップ、3つ目はリバーブのみのトーンです。
MODノブでパス1のコーラススピードを、SYMPHノブでパス2にオクターブボリュームを調整します。

Catalinbreadでは、オリジナルFX500とのトーンを徹底的に比較しました。オリジナルパッチにはタイムが固定されたディレイがありますが、そのままにしておくとメモリに食い込んでしまうため、このディレイをなくしました。お好みのディレイペダルを前に置くことで、オリジナルパッチに近づけることもできます。

種類リバーブ
アダプター9-18Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールSYMPH、MOD、VERB、MIX、VOL