One Control(ワンコントロール)から ヴィンテージプレキシアンプを作るAIAB(アンプ・イン・ア・ボックス)が更に進化した「PURPLE PLEXIFIER 4K」が発売!

One Control(ワンコントロール)から ヴィンテージプレキシアンプを作るAIAB(アンプ・イン・ア・ボックス)が更に進化した「PURPLE PLEXIFIER 4K」が発売されました。

PURPLE PLEXIFIER 4K AIAB ギターエフェクター

時代を超越し、いつまでも愛されるサウンド。

ヴィンテージであり、クラシックであり、スタンダードでもある。まさにロックというジャンルの根幹を成す伝説の音色。
難しいことを考える必要もなく、面倒なメンテナンスも準備もなく、いつでもどこでも持ち歩いて簡単にあの音を出せたら。

以前のPurple Plexifierからさらに操作性を高めた4ノブバージョン、PURPLE PLEXIFIER 4K。MIDノブにより音色を自在にコントロールできます。高いレスポンスを維持したままコンプレッションのかかった厚みのあるトーンを実現しました。音色全体もより現代的なトーンへと昇華し、特にMIDノブの動作を調整し、常に最適なバランスでコントロールが可能となりました。

PURPLE PLEXIFIER 4K

One Control PURPLE PLEXIFIER 4Kなら、あの音色をシンプルに、簡単に作ることが出来ます。
プレキシとは、アクリルを用いて作られる透明な板です。なぜこの言葉が、ことロックギタリストの感性に突き刺さるのでしょうか。
通称“プレキシアンプ”と呼ばれるそのアンプは、1969年頃までに制作された、プレキシグラス(アクリル板)のコントロールパネルを持つ英国製のヴィンテージアンプを指します。

1962年当時、現在のようなPAシステムが無かった時代、より大きな音を求めて制作されたギターアンプが、後にロックの歴史を作ることになります。
世界中のトップギタリストがステージでその威力を発揮し、現在でも多くのギタリストの相棒として、また多くのギタリストが憧れる存在として、プレキシアンプは圧倒的な存在感を放ち続けています。

一言でプレキシアンプと言っても、出力やコンボ、スタックの違い、モデルの違いなどによりその音色にはいろいろなバリエーションがあります。“プレキシサウンド”と言って思い起こさせるサウンドといえば、伝説の名手達が奏でたトーンそのものに他なりません。

PURPLE PLEXIFIER 4Kが目指したのはそのトーンです。“ホットロッド”なカスタムが施された、あの華やかなプレキシサウンド。さらには世界中のギタリストが憧れ、今なおそのサウンドの検証が続けられている“ブラウン”サウンド。PURPLE PLEXIFIER 4Kなら、いわゆる“あの音”が手に入ります。

そんなプレキシサウンドを再現する上で、最も重要なことがあります。それは、アンプの歪みであるということ。単に改造プレキシを強く歪ませ、思いっきりギターを鳴らした時の音が出るだけでは意味がありません。
フルゲインセッティングであっても、強く弾けば強く歪み、弱く弾けばクリアになる。ギタリストの手元で、その歪みの強さを自在にコントロールでき、細部まで表現を余すこと無く伝える。かと言ってセンシティブに過ぎることなく、プレイヤーが余裕を持って音を楽しむことが出来るものであること。つまり、本物の名ギターアンプと同様のレスポンス、クリーンと歪みのバランスが必要です。

アンプそのもののようなバランスとレスポンス。それはPURPLE PLEXIFIER 4Kを設計したBJFの最も得意とするところです。

PURPLE PLEXIFIER 4Kは、多くのプレキシアンプに共通する、スウィートスポットでの美しいトーンをクリーンからフルゲイン、さらにカスタムされ、ハイゲイン化されたプレキシの領域までをカバーします。それを小さな筐体、そしてシンプルな3ノブとトリムポット1つで自在に音色をコントロールします。

PURPLE PLEXIFIER 4Kの特徴は本物のアンプのようなレスポンスやバランス、サウンドだけではありません。TREBLEノブとMIDノブを組み合わせることで得られるトーンの幅広さも、BJFならではです。
プレキシアンプを始めとするアンプの多くは3バンドイコライザーを備えていますが、PURPLE PLEXIFIER 4Kにはありません。
PURPLE PLEXIFIER 4Kは、ギターそのものの低域を基準として音を作ります。ここをコントロールしないことで、歪み全体の足元を基準とし、そこから音色を簡単に調整できるように設計されています。
PURPLE PLEXIFIER 4Kで音を作り始める時、まずはMIDノブでトレブルとミッド周辺の音を調整します。反時計回りに回せばミッドレンジがカットされ、シュレッドなトーンへと変化します。ソリッドでタイトなトーンを維持するため、ミッドをカットしても音が霞んでしまうようなこともありません。そして時計回りに回せばミッドレンジを強調し、暖かなトーンを作ります。
音色の基本的な方向が決まったら、最後にTREBLEを調整します。TREBLEノブは2kHz辺りのトーンバランスをコントロールします。MIDノブでミッドを強く押し出す設定にすると、TREBLEノブは音色の微調整程度となります。ミッドをカットすると、TREBLEノブの効果がより強くなります。

クリーンからディストーションまで、広いゲインレンジを持ったアンプライクなペダル。しかし、本物のアンプのようにクリーンからフルゲインまで全域を使い切ることの出来るペダルは意外にも多くはありません。
PURPLE PLEXIFIER 4Kは、常に安定した低域を基準に中域〜高域を好みに設定した上で高域のバランスを取るというBJFならではの設計により、ブリティッシュなクリーン、ブルージーなクランチ、伸びやかなオーバードライブ、HR/HMなハイゲインまで、どんなゲインセッティングでもその音色を好みに合わせてバランスさせることが出来るのです。

また、PURPLE PLEXIFIER 4Kの柔軟なバランスと高いレスポンスは、他のペダルや様々なギターと組み合わせて使用する際にも効果的です。例えばブリティッシュなヴィンテージファズとストラトキャスターを組み合わせれば伝説的なサイケデリックトーンに、パワフルなアメリカンファズとジャズマスターを組み合わせればグランジスタイルのトーンへと変わります。トラディショナルなオーバードライブとレスポール、クラシックディストーションとグレッチ……様々なギタリストが築き上げたトーンにも簡単に近づくことができます。

まさに永遠のロックトーン。PURPLE PLEXIFIER 4Kが、ギタリストなら誰もが1度は求める“あのトーン”へのチケットとなります。

コントロール

  • VOL:音量を調整します。
  • TREBLE:中域〜高域の音色を調整します。
  • DIST:歪みの強さを調整します。
  • MID:中域の出方を調整します。

特徴

  • ヴィンテージプレキシアンプを作るオーバードライブ/ディストーションペダル
  • 細かな表現に対応する高いレスポンス
  • 4ノブバージョンとなり、よりモダンでバランスのとれたサウンドへと進化
  • 他のペダルやギター等と組み合わせても使用可能
  • アルミ削り出しのハイクオリティなミニサイズケース
  • 電池内蔵も可能
  • トゥルーバイパススイッチング

Specification

・インプットインピーダンス:500K
・アウトプットインピーダンス:50K
・駆動電圧:9V
・消費電流:3mA
・S/N比:-73dB
・サイズ:39Wx100Dx31H mm(突起含まず) / 47Wx100Dx48H mm(突起含む)
・重量:およそ160グラム(電池挿入時200グラム)
※電池は付属しません。

種類AIAB
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動9V電池
コントロールVOL、TREBLE、DIST、MID

PURPLE PLEXIFIER 4K(PP4Kn)は、いつまでも残るロックの音を作る、ブリティッシュなAIAB(アンプ・イン・ア・ボックス)だ。どんな世代でも弾いて楽しむことの出来る音だ。他の歪みデバイスと組み合わせて使えば、その使い方も大きく広がるだろう。私はSROD4KnやLYC4Knと組み合わせ、PP4Knをディストーションボックスとして使っている。

─── Bjorn Juhl