Skreddy Pedals(スクレディペダルズ)からオーバードライブ「High Gear」「Skunk」、ファズ「Klipper」が発売!
アメリカのハンドメイドエフェクターブランド Skreddy Pedals(スクレディペダルズ)からオーバードライブペダル「High Gear」「Skunk」、ファズペダル「Klipper」が発売されました。
Skreddy Pedals High Gear オーバードライブ
アンプにブースターを加える、70年代のスタイルをペダルに再現
Skreddy Pedals High Gearは、70年代のギターマスターの“秘密兵器”をベースとした2ステージオーバードライブペダルです。
アンプをクランクさせ、そこにブースターを加えます。それで完了。70年代のRobin TrowerやJimmy Pageなど、Skreddy Pedalsお気に入りのプレイヤーのスタイルです。
ドライブチャンネルはHybrid Overdriveをベースにしていますが、ミッドレンジが強くなるよう微調整しています。そしてブーストチャンネルはDynamic Mid Enhancerをベースにしており、強力なフルレンジブースとなるよう調整しています。
パワフルで明瞭。ギタープレイを最大限に引き出す、クラシックなロック・プログレ・サイケデリック・ブルースなトーン。
クラシックなブリティッシュチューブアンプをベースとした歪みにフルレンジブーストを加え、明瞭でコンプレッションのかかったサウンドとサステインを作ります。
ブーストはドライブに組み込まれているので、個別に使うことはできません。そのため、ブーストON/OFFにかかわらずフットスイッチで全体をバイパスできます。
各設定の組み合わせにより、ソロブーストとして音量を高めることができる場合と、音量はあまり変えずにコンプレッションが強くなる場合があります。ブーストは歪みの前に設置されています。
仕様
- VOLUME:音量を調整します。
- GAIN:歪みの強さやサステインの長さを調整します。
- TONE:音色のバランスを調整します。
- BOOST:ブーストON時のブーストレベルを調整します。
High GearはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はご使用になれません。
種類 | オーバードライブ |
アダプター | 9Vセンターマイナス |
電池駆動 | – |
コントロール | TONE、VOLUME、GAIN、BOOST |
Skreddy Pedals Skunk オーバードライブ
スカンクと呼ばれたスプロアンプをブーストしたトーン
Skreddy Pedals Skunkは、魔法のようなヴィンテージトーンを作るオーバードライブペダルです。
ペイジが“新しいバンド”にアグレッシブなサウンドを必要としたとき、ある小さなスプロコンボアンプを使用しました。このアンプは、キャビネット上部にある白い縞模様から“Skunk”と呼ばれていました。
このアンプをファズやブースターでドライブすることで、“悪意に襲われたかのように泣き叫ぶ”ようなサウンドを作りました。
そのサウンドは、ブリティッシュフルスタックのヘンドリクスサウンドとは異なる、初期の“ヘヴィメタル”サウンドです。レコーディングスタジオの魔術師であるペイジは、ときに小さなギタートーンがミックスに適していることを知っていたのです。
この象徴的な初期ヘヴィメタルサウンドは“Super”と名付けられたモデル1606アンプから生まれました。Communication Breakdownでよく知られるサウンドであり、伝説によればStairway to Heavenのリードもそうである、とされています。
Skreddy Pedals Skunkは、1960年代の日本製ファジーブースターで強力にプッシュされたローワットアンプのサウンドをエミュレートします。ギターのVolumeで思い通りにクリーントーンへと戻し、ミックスの中でソロを前に押し出すのにも最適です。
この謎めいた音の聖杯を再現するペダルです。特にギターのVolumeを下げてのクリーンアップに満足することでしょう。“聞いたことはあるが実現できるとは思わなかった”音色と質感がそこあります。
DRIVEを低くすると、ギターのVolumeへの応答性が高くなります。DRIVEを高くするとトップエンドが強く、下げるとダークなトーンとなります。このペダルにはトーンコントロールが必要ありません。
優れたミッドカットを実現しながら、多くのオーバードライブにありがちな“鼻詰まり”トーンがありません。
仕様
- LEVEL:音量を調整します。
- DRIVE:歪みの強さや音色のバランスを調整します。実際にはトランジスタのバイアスポイントのコントロールのため、ノブを動かしたときにパチパチ音が出たり音が途切れる場合がありますが正常な動作です。
SkunkはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプター、または9V電池で駆動します。
種類 | オーバードライブ |
アダプター | 9Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | LEVEL、DRIVE |
Skreddy Pedals Klipper ファズ ギターエフェクター
トニー・アイオミの独特なトーンを再現したファズペダル
Skreddy Pedals Klipperは、トニー・アイオミの独特なトーンを再現するためにレイニーで設計されたクリップアンプからインスピレーションを得て開発されました。
あのユニークなアンプが何をしているのか、どのように機能するのかを理解するまでにしばらく時間がかかりました。しかし、それがコールドクリッピング位相インバーターであることが判明すると、全てが分かりました。
波形の負側をクリップし、反転して再度負側をクリップしていました。そこで、真空管アンプの整流ダイオードをクリッパーとして使用し、クリッピングを和らげるための抵抗を追加して“シリコン”を“真空管”らしくするために2つの負帰還トランジスタクリッピングステージを使用して同様の動作を行う回路を設計しました。
そしてSkreddy Pedalsでは、トニー・アイオミのトレブルブーストされたキャラクターを維持しながら大きなアンプのサウンドを最適化する調整を行いました。
そうして作られたKlipperはとにかく音がかっこよくて、ついつい長時間演奏してしまいました。きっと楽しんでいただけると思います。
Klipperのサウンドはグラインドで巨大なアンプのようなファズです。Paranoidなどのサウンドを彷彿とさせる独特で危険なサウンドです。
アイオミのトーンといえば、クランクされたレイニーのサウンドです。Klipperはクランクされたレイニーではありませんが、素晴らしい“サバシー”ファズです。アンプと組み合わせても相性が良いでしょう。
仕様
- VOLUME:音量を調整します。
- FUZZ:歪みの強さやサステインの長さを調整します。
- TONE:音色のバランスを調整します。
- FLAT/SCOOP:基本的な音を変えることなく、ミッドレンジの出方を調整することができます。
KlipperはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプター、または9V電池で駆動します。
種類 | ファズ |
アダプター | 9Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | FUZZ、VOLUME、TONE |