Catalinbread(カタリンブレッド)からオクターバー、ブースター、オーバードライブの3機種が発売!

Catalinbread(カタリンブレッド)からオクターバーブースターオーバードライブの3機種が発売になりました。

Catalinbread Perseus DIO オクターバー

特徴

オクターブダウンボックスを求めるプレイヤーは2種類います。倍音をたっぷり含んだビデオゲーム風の矩形波を求めるプレイヤーと、低域を補うためのクリーンなオクターブダウンを求めるプレイヤーです。
ほとんどのオクターバーはそのどちらかしかカバーできませんが、Catalinbread Perseus DIOは違います。
ドライシグナル、1オクターブ下と2オクターブ下をミックスできる3チャンネルミキサーと、各オクターブチャンネル用の強力なローパスフィルターを組み合わせることができます。各チャネルの音量をバランスに合わせてミックスし、FILTERノブを回せば、激しい矩形波からクリーンなオクターブまでカバーすることができます。
ドライシグナルをミックスして3ボイスの分厚いトーンから、ドライシグナルをカットして低音のみを出力したり、ドライシグナルだけを使ってブーストすることもできます。

Catalinbread Perseusはアナログオクターブダウンとファズをミックスした先駆者でした。ギタリストの伝説、Riff Faceを作るための方法です。
Perseus DIOは、Perseusの正当後継モデルです。オリジナルPerseusのコンセプトを大幅に拡大し、コントロールできるフィルターを備えた3ボイスのオールアナログオクターブダウンデバイスです。
DRYと2つのDOWNノブでミキサーセクションを制御し、1オクターブ、2オクターブダウンとドライシグナルを組み合わせブーストされたディストーションを作ることもできます。
DRYノブだけでもアンプをオーバードライブさせるのに十分な軽いディストーションサウンドが得られますが、オクターブダウンシグナルにローパスフィルターを組み合わせると、さらに楽しい時間の始まりです。
フィルターを使わなければ、オクターブは古いビデオゲームのサウンドのような倍音豊かな矩形波になります。
FILTERノブをあげると倍音が滑らかになり、クリーンなオクターブダウンになります。

コントロール

Catalinbread Perseus DIO オクターバー
  • DOWN1:1オクターブダウンシグナルの音量を調整します。ギターの一般的な指板の全範囲で可能な限り最高のトラッキングとなるよう調整されています。
  • DOWN2:2オクターブダウンシグナルの音量を調整します。
  • FILTER1:1オクターブダウンシグナルにかけることのできる2次ローパスフィルターのカットオフ周波数を調整します。最小では7kHzで、ビデオゲームのようなサウンドとなり、最大(280Hz)ではクリーンなオクターブダウンとなります。
  • FILTER2:2オクターブダウンシグナルにフィルターをかけることができます。最小は7kHz、最大設定では140Hzとなります。
  • DRY:ドライシグナルの音量を調整します。このノブで設定できるシグナルはクリーントーンのままではなく、ブーストされたサウンドのため、オクターブとのバランスがとれています。DOWNノブを最小にしてDRYシグナルだけでもお楽しみいただけます。

スペック

種類オクターバー
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールDOWN1、DOWN2、FILTER1、FILTER2、DRY

Perseus DIOはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません。

Catalinbread Super Chili Picoso ブースター

特徴

熱心なエフェクトマニアなら、かつてCatalinbreadが会社として設立された最初のエフェクターとして、毛皮の裏地が付いたSuper Chili Picosoを覚えているでしょう。
そのペダルはグラフィックの変更や製造プロセスを経て、Catalinbreadで最も長い歴史を持つエフェクターとなりました。

新しくなって復活したSuper Chili Picosoはクラシックなブースターを再構築し、オリジナルモデルの持つ輝きとクリーンなゲインに加え、新機能を搭載しました。強力かつナチュラルなEQコントロールを実装し、サウンドとフィールを変えずに音楽的に音色を調整できるようになりました。

さらに、2台のSuper Chili Picosoを直結してオーバードライブサウンドを実現するスイッチを加えました。回路の一部はダイナミックレンジを改善するために微調整されました。

シンプルに操作でき、さらに機能的にも強化され、音色も向上した新しいクリーンブースト、Super Chili Picosoです。

コントロール

Catalinbread Super Chili Picoso ブースター
  • BOOST:ブースト回路のゲインコントロールです。ボリュームコントロールではなく、あくまでもゲインコントロールであることに注意してください。つまり、BOOSTを最小に設定してもシグナルは無音にはなりません。最小にすると音色に甘さが加わります。
  • SPICY/MILD:回路ないのブーストの数を切り替えます。MILDではオリジナルSuper Chili Picosoの1ブーストモード、SPICYはSuper Chili Picosoを2つ直結したモードで、ブースト量が増加し、歪みに到達することもできます。BOOSTノブはどちらの場合も回路のブーストゲインを調整しますが、SPICY時の2番目の回路のブーストゲインは音楽的に聞こえる値にプリセットされています。
  • EQ:このノブは800Hzを中心としたチルトEQです。12時位置ではフラットとなり、EQが実質的に回路から外れます。中心から左に回すと800Hzより低い周波数がブースト、高い周波数がわずかにカットされます。逆に回すと低い周波数がカット、高い周波数がブーストされます。

スペック

種類ブースター
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールBOOST、EQ、SPICY/MILD

Super Chili PicosoはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません。

Catalinbread WIIO オーバードライブ

特徴

Catalinbreadにとって最初の“アンプ・イン・ア・ボックス”ペダルの1つであるWIIOは、ライブアルバムの最高峰とも評される“Live at Leeds”に収録されているトーンをイメージしたものでした。
1970年のバレンタインデーに録音されたこのライブでは、Dave Reevesが制作したカスタムアンプに改造されたトーン回路を備えたCP103アンプが使用されました。
このサウンドのシミュレーションがWIIOです。新しく生まれ変わったWIIOは、当時のトーンにさらに近づけることができます。

CP103をはじめとするハイワットアンプはペダルでブーストしたとき、またはフルテンにしたときにのみ歪むという特徴があり、WIIOも同様に応答する幅広いゲインコントロールを備えました。その結果、“クリーンでなくなるまで”クリーンなトーンを保ちます。

バクサンドールスタイルの2バンドEQは強力で、オリジナルアンプのトーンスタックと同様に機能し、調和の取れたコントロールが可能です。
また、“Live at Leeds”ではヴォーカルとギターがミキサーのAUXパスに接続されたテープエコーを通じてフィードされています。そのサウンドを再現するため、新しいWIIOではメイン回路の後にテープエコープリアンプをミックスできるようにしました。これにより、ファットでラウドなトーンが可能となります。

コントロール

  • MASTER:音量を調整します。
  • BASS/TREBLE:これらのコントロールはVOXアンプのトーンスタックのように構成されています。最小にすると音量にも影響します。どちらの帯域もインタラクティブで、トーンを減算ではなく追加します。クリーンに依存するアンプでは重要な要素で、一般的な3バンドEQよりも強力に音色をコントロールできます。
  • POST:テープエコープリアンプをブレンドするポストボリュームコントロールです。プリアンプをブレンドすると中低域にわずかなパンチのある豊かなトーンとなります。最小にするとテープエコープリアンプが回路から切り離されます。
  • GAIN:多くのエフェクターのゲインコントロールとは異なり、このノブの大部分では歪まず、ノブの時計回り最大付近では歪みが加わります。“歪みエフェクター”としては少し不自然な動作ですが、ハイワットアンプの動作に近い操作が可能です。“Live at Leeds”のCP103はプリアンプチューブの代わりに追加のインプットが入っているため、一般的なハイワット回路よりも複雑に歪みます。GAINとMASTERコントロールの組み合わせをいろいろ試して、お好みの音色を見つけてみてください。

スペック

種類オーバードライブ
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールBOOST、EQ、SPICY/MILD

WIIOはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません