カナダのエフェクターブランド Dr.Scientist(ドクターサイエンティスト)から、リングモジュレーターとディレイペダルが発売!

カナダのエフェクターブランド Dr.Scientist(ドクターサイエンティスト)からリングモジュレーターディレイペダルが発売になりました。

Dr.Scientist Phreak リングモジュレーター

特徴

Dr.Scientist Phreakはデジタル制御のリングモジュレーターペダルです。その中心には鮮明なリングモジュレータートーンを提供するFV-1 DSPエンジンがあります。デジタルコントロールはリングモジュレーターのキャリア周波数、タップテンポ、MIDI、8つのLFO波形、コントロール可能なリングモジュレーター、7つのオプションなど様々な機能があります。

  • 3つのリングモジュレーターモード、8つのLFO波形をコンパクトサイズで実現
  • アナログドライシグナルパスを備えたカスタムプログラムDSPエフェクト
  • USBからのファームウェアアップデート(PCが必要です。)
  • ハイクオリティパーツを使用
  • ソフトタッチリレースイッチングによるトゥルーバイパス
  • MIDIコントロール対応
  • リングモジュレーターのキャリア周波数をエクスプレッション/CVペダルでコントロール
  • トップマウントジャック

コントロール

PHREAK:モードにより異なりますが、基本的にリングモジュレーターのキャリア周波数または周波数の範囲を調整します。SETモードではメインのキャリア周波数コントロールです。最小にすると高速トレモロとなり、上げるとリングモジュレーター特有の音色になります。ENVモードではキャリア周波数範囲を制限します。LFOモードではLFOが動作する周波数範囲を設定します。12時でLFOの深さが最大になります。
MIX:ドライシグナルとウェットシグナルのバランスを調整します。アナログコントロールのためMIDIからは制御できません。
VOLUME:アナログボリュームコントロールです。アナログコントロールのためMIDIからは制御できません。
MODE:3つの動作モード(SET・ENV・LFO)から1つを選択します。SETはマニュアルモードで、このモードではリングモジュレーター周波数をマニュアルで管理します。周波数はPHREAKノブ、エクスプレッションペダル/CVコントロール、MIDIメッセージで制御します。ENVモードはエンベロープモードで、演奏のダイナミクスによってリングモジュレーター周波数を制御します。内部にあるENV SENSトリムポットでエンベロープの感度を調整することもできます。LFOモードでは8つの波形からリングモジュレーターを制御します。MULTIフットスイッチのタップテンポ、またはMIDI BEATクロックやMIDIサブディビジョン/マルチプライヤーでLFOレートを設定します。このボタンはデジタル設定をオンボードプリセットに保存する際にも使用します。ボタンを1秒長押しすると設定が保存され、LEDが現在のプリセットカラーで点灯します。
WAVEFORM:LFOモードではLFO波形を8種類から1つ選択します。選択できる波形はサイン、ランプ、ソー、スクエア、ステップ1、ステップ2、サンプル&ホールド、ランダムです。SETモードではMULTIスイッチの瞬間周波数スウィープのレートを選択します。ENVモードではインプットシグナルのエンベロープに従う周波数スウィープの方向を選択します。
MULTI:モードにより動作が異なります。SETモードでは長押しするとキャリア周波数をスウィープします。ENVモードでは長押しするとエンベロープをフリーズします。LFOモードではタップテンポ入力または長押しでLFOスピードをゆっくりと下げ、離すと元に戻します。バイパス中に長押し(SETモード)するとキャリア周波数をスウィープします。
BYPASS:エフェクトON/OFFを切り替えます。SETモードで長押しすると演奏した音程にキャリア周波数がチューニングされます。

イースターエッグ

Phreakにはチューニングモード、バイパススウィープ、DSPエフェクトなどの隠し機能があります。BYPASS状態でBYPASSスイッチを長押しするとチューニングモードに入り、フットスイッチを押したままギターを弾くと、オシレーター周波数がギターの音程にチューニングされます。音楽的なリングモジュレーターサウンドとなります。
バイパススウィープは、BYPASS状態でもMULTIスイッチを長押しすることで周波数スウィープを行います。このときの音色はPHREAKとMIXの設定に基づきます。
さらに7つのボーナスDSPエフェクトがあります。DSPエフェクトをONにするには、MODEボタンを押しながらWAVEFORMボタンを押します。DSPエフェクトを選択すると、左LEDカラーが変わります。エフェクトは順にショートリバーブ、ミディアムリバーブ、ロングリバーブ、ビットクラッシャー、ビットクラッシャー+リバーブ、エイリアス、エイリアス+リバーブです。

MIDI

Phreakは全てのチャンネルでMIDIメッセージを受信(OMNI)するように設定されて出荷されます。ペダルがONになっているとき、ALTボタンを押し続けるとMIDIチャンネルを設定できます。2つのボタンを使ってMIDIチャンネルを設定します。MIDIを使用すると、MIXとVOLUMEを除く全てのコントロールにMIDIからアクセスできます。

エクスプレッションペダル/CV

PhreakにはTRSケーブルを使用するエクスプレッションペダル端子があります。エクスプレッションペダルは10kΩ〜500kΩに対応しています。エクスプレッションペダルはリングモジュレーターのキャリア周波数を操作します。また、TSモノラルケーブルを使用してCVコントロールから同様にキャリア周波数を制御することもできます。

プリセット

Phreakには4つのプリセットがあります。プリセットはMODE、PHREAKノブ、LFOレートなどのデジタル要素を保存します。MIX、VOLUMEなどのアナログ要素は保存されません。WAVEFORMボタンを長押しするとプリセットをロードします。プリセットをロードするとき、WAVEFORMを押す度に次のプリセットがロードされ、プリセット4の次はプリセット1に戻ります。各プリセットは左LEDカラーで表示されます。

スペック

電源DC9Vセンターマイナスアダプター
※電池はご使用になれません。
消費電流100mA@9V
ソフトタッチリレートゥルーバイパス
インピーダンス500kΩ/1kΩ
サイズ70×129×59mm
コントロールPHREAK、MIX、VOLUME、MODE、WAVEFORM、MULTI、BYPASS

Dr.Scientist Sunny Day Delay ディレイ

特徴

Dr.Scientist Sunny Day Delayは、PT2399ディレイチップをベースとしたクラシックなDr.Scientistペダルの最新版です。

  • アナログ回路とアナログコントロール
  • 独自設計回路
  • PT2399ディレイチップ
  • 高品質アナログシグナルパス
  • ハイクオリティパーツを使用
  • ソフトタッチリレースイッチングによるトゥルーバイパス
  • Wet/Dryミックスコントロール
  • ミックスをエクスプレッションペダルでコントロール
  • バッファードインプット・アウトプット
  • トップマウントジャック

コントロール

  • Depay:ディレイタイムを最大1秒程度まで調整します。
  • Repeats:ディレイのリピート数を1〜発振まで設定します。
  • Tone:ディレイの音色を調整します。
  • Mix:ディレイとインプットシグナルのバランスを調整します。
  • Mod Depth:モジュレーションの深さを調整します。
  • Mod Rate:モジュレーションスピードを調整します。
  • Volume:全体の音量を調整します。
  • Mod/Oscフットスイッチ:モジュレーションON/OFFを切り替えます。長押しすると踏んでいる間Repeatsが最大に設定されます。
  • Bypass:エフェクトON/OFFを切り替えます。

エクスプレッションペダル

Sunny Day DelayにはTRSケーブルを使用するエクスプレッションペダル端子があります。エクスプレッションペダルは10kΩ〜25kΩに対応しています。エクスプレッションペダルはMixノブを操作します。

スペック

電源DC9Vセンターマイナスアダプター
※電池はご使用になれません。
消費電流100mA@9V
ソフトタッチリレートゥルーバイパス
インピーダンス500kΩ/1kΩ
サイズ70×129×59mm
コントロールDelay、Repeats、Tone、Mix、Volume、Mod Depth、Mod Rate、Mod/Osc、Bypass