Skreddy Pedals(スクレディペダルズ)から、毛色の違うファズ2機種「Giant Meat Pie BC239 Edition」「Serenity Fuzzdrive」発売されました。

Skreddy Pedalsは、カリフォルニアで長年エフェクターを製作しています。
ビルダーを務めるMarc Ahlfsの、非常に高い各パーツへのこだわりと、その結果による素晴らしいサウンドは世界中から評価され、今では世界を代表するハイクオリティなエフェクターブランドの1つととして知られています。

世界中のプレイヤーが渇望するそのエフェクトペダルはあまりの人気で、オーダー後数ヶ月待ちという状態が続くこともあり、またレアなパーツを大量に使用するため、パーツの入手状況によって細かなモデルチェンジを繰り返すこともありますが、それでも、常に最良かつ最高の音にこだわり続けるSkreddy Pedalsの姿勢と、そうして作られたエフェクトは、多くのプレイヤーを虜にしてきました。一度味わうと忘れられない、感動的なサウンドこそがskreddy Pedalsの神髄なのです。

Skreddy Pedals Giant Meat Pie BC239 Edition

Skreddy Pedals Giant Meat Pie BC239 Editionは、70年代中期の明瞭なサステインを持つBMPペダルです。BC239トランジスタを搭載した1976年製のその個体は、鋭い音色を持っていました。
その音色にインスピレーションを受け、多くの伝説、AnimalsやThe Wallのプロジェクトで使用された有名なペダルにBC239が搭載されていたらどうなるだろうと考えました。

Giant Meat Pie BC239 Editionは、その実験から生まれました。滑らかで音楽的であり、同時に鋭さと明瞭さに優れています。大型のトロピカルフィッシュキャパシタと1/2Wのカーボンコンポジション抵抗を使用しているため筐体も少し大きくなります。

希少なパーツを使用しているため、状況により生産ができなくなることもあります。

・BC239トランジスタを使用したラムズヘッド系ファズ
・大柄の筐体を使用したスタイル
・滑らかで音楽的であり、同時に鋭さと明瞭さを持つサウンド

●コントロール
・Volume：音量を調整します。
・Sustain：歪みの強さやサステインの長さを調整します。
・Tone：音色のバランスを調整します。

●電源
Giant Meat Pie BC239 EditionはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプター、または9V電池で駆動します。

Skreddy Pedals Serenity Fuzzdrive

Skreddy Pedals Serenity Fuzzdriveは、ギター本来の音色を維持しながら、クリーンブーストからオーバードライブ、そしてファズまで変化する、滑らかでアンプのようなゲインペダルです。

透明でフルレンジなトーンですが、音が渋滞してしまう低中音域の周波数はブーストせず、ギターが前に出る周波数を強調しながらバランスを制御します。

低域はブーミーにならず、かといって薄くもならない均一な音色で、滑らかなトーンですが大人しくはなく、クリアで低ノイズを実現。クリーンブーストからファズまで、完全にバランスの取れたサウンドを作ります。

オーディオシグナルの位相整合性に特に注意して調整されたナチュラルなEQセクションを備えています。ローゲインに設定すれば小さな真空管アンプに接続したような感覚となり、ゲインを上げるとブーストされた“透明なファズ”となります。

広いゲインレンジにより、マイルドでオープンなオーバードライブからいつまでも続くようなサステインまで、ギターの明瞭さと甘さを維持します。

Serenity Fuzzdriveは、ファズと真空管アンプの中間的なサウンドを持つペダルです。

・ブーストからオーバードライブ、ファズまでをカバー
・透明でフルレンジなトーン
・バランスよく調整されたオーバードライブ〜ファズペダル

Skreddy Pedals Serenity Fuzzdriveは、ギター本来の音色を維持しながら

●コントロール
・VOL：音量を調整します。12時付近でユニティゲインとなりますが、ピックアップの強さにより多少異なります。
・FUZZ：歪みセクションのゲインを調整し、クリーンからマイルドなオーバードライブ、ファズまで広くサウンドを調整します。
・HOT：インプットゲインを調整します。反時計回りで色付けのないサウンドとなり、時計回りでアグレッシブで飽和したサウンドになります。
・PRES：音色のトップエンドを調整します。中央でニュートラル、最大にするとブライトになります。VOLの設定と合わせて音色を調整します。
・BODY：ディストーションステージに入る低中域と高中域のバランスをとって、音色の基本的な性質を調整します。2～3時付近でニュートラルとなり、時計回り最大で明瞭なトレブルブーストとなり、12時付近では厚みと滑らかさが増し、反時計回り最小では太くジューシーなトーンとなります。

●電源
Serenity FuzzdriveはスタンダードなセンターマイナスDC9-18Vアダプター、または9V電池で駆動します。18Vで動作させると明瞭さとパンチが強くなります。