EarthQuaker Devices(アースクエイカーデバイセス)から Lee Kiemanシグネチャーモデルの歪み系ペダル「GARY」が発売!
EarthQuaker Devices(アースクエイカーデバイセス)から Lee Kieman(リー・キアーナン)シグネチャーモデル、オーバードライブとファズの2チャンネルで構成される歪み系ペダル「GARY」が発売されました。
EQD Gary オーバードライブ&エンベロープファズ ギターエフェクター
Gary(ゲイリー)はイギリスのバンドIdles(アイドルス)のギタリスト、Lee Kiemanのシグネチャー・モデルでオーバードライブとファズの2チャンネルにて構成される歪み系ペダルです。
オーバードライブは2020年2月に廃番となったGray Channel(グレイチャンネル)のオペアンプドライブ。250系の分厚い歪みからクリーンブーストまでカバーします。スクエアウエーブのモチッとしたファズ・サウンドを放つファズチャンネルこそこのペダルの最大の特徴です。
「Yes!」ノブを使ってスクエアウエーブ波形を変化させることでユニークかつ独特なサウンドを提供します。ノブを上げることで波形が徐々に短くなり、サウンドは押しつぶされサスティーンと共にファズと音圧が加わります。オーバードライブとファズを併用したりフレキシスイッチを使用して特定の箇所だけ潰れたファズを使 用するなど、使い方次第では様々な場面で活躍できるペダルです。
コントロール
- GO:オーバードライブ側の歪みの量の設定。ノブを上げる毎にオペアンプのゲインが上がり、図太いオーバードライブサウンドを作る事が可能です。Goを下げ目に設定してフルレンジのブースターとしても。
- THAT’S IT:オーバードライブ側の出力の設定。
- 左側のフットスイッチ:オーバードライブのオン/オフ。
- YES!:ファズの矩形波の間隔の動きをコントロールするエンベロープの感度の設定。このエンベロープは入力された信号で制御されるので、ゲイリーの手前に設置されている歪み系ペダル等の信号の増幅に関わるものや、ピックアップの出力の強さ、楽器そのものの出力の大きさに影響されます。ゲイリーを一番最適に演奏できる方法として、ゲイリーをギターやベースの直後、信号のダイナミクスが一番大きい機材の直後に接続する事をお勧めします。ノブを12時以降に設定すると、波形の間隔がとても狭くなるので聴覚上音が消えた様になりますが故障ではありません。
- OOSH:ファズ側の出力の設定。
- 右側のフットスイッチ:ファズのオン/オフ。
仕様
寸法:121 x 64 x 57(mm)
消費電流:20 mA
[Fuzz]
・入力インピーダンス:1 MOhm
・出力インピーダンス:<1 kOhm
[Overdrive]
・入力インピーダンス:500 kOhm
・出力インピーダンス:<1 kOhm
TRS expression pedal wiring:
・Tip:Wiper
・Ring:+3.3V
・Sleeve:Ground
フレキシスイッチング:
この製品にはフレキシ・スイッチ(Flexi-Switch)機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。
- ラッチ方式のスイッチとしての使用の場合は、通常のエフェクターのスイッチの様にオンにしたい時に一回踏み、オフにしたい時にスイッチを再度一回踏み込んでください。
- モーメンタリー方式のスイッチとしての使用の場合は、スイッチを踏み込んでいる間だけエフェクターがオンになり、一度スイッチを放すとオフになります。
ゲイリーは電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。
電源:この製品は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので推奨されておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!