
Aclam Guitars(アクラムギターズ)から、シリアル2004のVox Conquerorプリアンプのブリリアントチャンネルを再現したペダル「Go Rocky Go」が発売!
Aclam Guitars(アクラムギターズ)から、シリアル2004のVox Conquerorプリアンプのブリリアントチャンネルを再現したペダル「Go Rocky Go」が発売になりました。



Aclam Guitars Go Rocky Go
まさに“ホワイトアルバムアンプ”ボックス
Aclam Guitars Go Rocky Goは、シリアル2004のVox Conquerorプリアンプのブリリアントチャンネルを再現したペダルです。オリジナルのM.R.B(ミッドレンジブースト)と内蔵ディストーションエフェクトを再現するとともに、様々なアンプに接続してシームレスに使用できるよう改良しています。
●Vox Conquerorとは
1967年、VoxはULシリーズに代わる新しいソリッドステートアンプシリーズとしてVox Conquerorを発表しました。
ULシリーズ(ソリッドステートプリアンプ+チューブパワーアンプ)と異なり、Conquerorは完全なソリッドステートアンプです。まだトランジスタが“最新技術”だった時代です。この新しい技術に人気が高まりました。
Conquerorは新しい回路を採用し、新しいディストーションエフェクトとトーマス・オルガンが米国市場向けに開発したプロトタイプから改良されたM.R.B(Midrange Resonance Boost)機能が搭載されました。この回路はClyde McCoy Wahの開発にも影響しています。また、このアンプにはリバーブやトレモロエフェクトも内蔵されました。
VoxとBeatlesのパートナーシップにより、ConquerorはBeatlesのスタジオにも送られ、マジカル・ミステリー・ツアーのセッションやホワイトアルバムの制作でも使用されました。ConquerorアンプはHello,GoodbyeのミュージックビデオにもVox ULアンプと共に登場します。
●Aclam Guitarsによる再現と改良
Conquerorのトーンをペダルに詰め込むため、Dr.RobertやThe Mocker、The Windmiller Preampと同じアプローチを用いました。つまり、本物を徹底的に追求することです。
2017年、Aclam GuitarsではDr.Robertの開発にあたりVox UL730を探していたとき、Vox Conquerorも入手しました。今回、保管庫からこのアンプを取り出して完全なレストアを行い、全てのコンポーネントを綿密に測定し、回路基板をトレースしてアンプサウンドを正確に把握しました。
さらに、オリジナルサウンドに忠実でありながら、可能な限り機能を多く詰め込む限界に挑戦しました。時間はかかりましたが、その成果が形となりました。
●機能
・Normal Mode:オリジナルConquerorアンプのクリーンチャンネルを再現します。
・Distortion:オリジナルConquerorに内蔵されたディストーションエフェクトを再現します。現在の一般的なディストーションとは異なり、ファズ的でヴィンテージなトーンが特徴です。独立したボリュームコントロールでクリーンとディストーションのバランスを合わせたり、ブーストすることができます。
・M.R.B(ミッドレンジブースト):3つの周波数帯域を切り替えて中域のレスポンスを選択します。
・Crunch Mode:このアンプの回路に新しい解釈を加えたモードで、クリーンとディストーションの中間に位置します。ゲインを少し上げ、軽いオーバードライブ効果を加えます。内部のクランチゲインコントロールでオーバードライブを微調整できます。(出荷時は最大設定)
・駆動電圧(9〜18V):9Vでは暖かなトーンとファズ的な歪みとなり、18Vではヘッドルームが広がって音量増加と歪みのサステイン・バイトが向上します。
Go Rocky Goは、マジカル・ミステリー・ツアーやホワイトアルバムといった象徴的なサウンドを求めます。
●スペック
・サイズ:136 x 87 x 55mm (ノブ含む)
・重量:422g
・バイパス:リレートゥルーバイパス
・電源:センターマイナスDC9-18V 100mA以上
・消費電流:25mA
電池はご使用になれません。
種類:オーバードライブ・ディストーション
アダプター:9-18Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:VOLUME、ATTACK-SUSTAIN、1/2/3、TREBLE、BASS、DIST VOL、DISTORTION、BYPASS