スマホ+無線マイクで動画配信をしてみよう!「Saramonic Blink500」

「Saramonic Blink500」でカンタンにVlogを撮ってみよう!

・スマートフォンに接続するだけのカンタンセッティング

多くの動画を観ていく中で、クオリティを決定づけるのは、意外にも「音質」という事実があります。

スマートフォンには高画質のカメラやマイクが備わっていますが、1台でどうにかしようとすると”距離”だけはどうすることもできません。そこで今回は「シンプルに済ませたいけど音声をどうにかしたい」「長いマイクケーブルをひきたくない」という人向けに最適なアイテムをご紹介していきます。

電源をいれるだけで、すぐ使用状態になるスグレモノですので最後までご覧くださいね!

・レシーバーとマイクのみのシンプルさ。接続したらすぐ使用可能!

Saramonic Blink500

まず商品紹介からいきましょう。「Saramonic:サラモニック」というメーカー名なのですが、この2.4GHz帯デジタルワイアレスマイクセットは「Blink500」と名付けられています。

左の丸いインジケーターが青く光っているのがマイク兼送信機(トランスミッター)。スマートフォンの端子に装着されたイエローのアクセントが目印のレシーバー(受信機)。マイクの電源を入れてレシーバーをスマートフォンに装着すると、すでに使用可能状態となっています。

どこでペアリングを確認できるかというとレシーバーの青いLEDランプが点灯していればOKです。試しにマイクの電源(青いインジケーターの中央)を長押し(電源のON/OFF)すると、ペアリングする相手がいなくなるので点滅をするようになります。録画時はレシーバーの点灯状態を見るだけでOKというシンプルな設計ですね。

・距離が変わっても2.4Ghzの周波数帯域のおかげで低遅延。

スマホ用三脚に固定すると便利!

このように、撮影してくれる人が他にいる場合は、スマートフォンのリアカメラで画角を決めてもらうことができますが、一人の場合はインカメラ(画質は落ちる場合アリ)でも良いかもしれません。マイクを服に留めてインジケーター点灯を確認して、録画ボタンを押すだけ。

ちなみに今回テストしたiPhone 11では、純正のボイスメモ、純正のカメラ(動画)、ツイキャス(twitcasting)などの中継配信アプリなどで使うことができました。対応状況は実際にお使いのアプリでテストしてみてくださいね。

通信には、2.4Ghz帯デジタル方式を使用しており、音声のズレなど遅延を感じない集音が可能となっています。最近のギターワイヤレス機器などにも使われている周波数ですね。

・2チャンネル仕様は対談にピッタリ!

2チャンネル仕様もあります

Blink500」はマイクが1つのモデルと2つのモデルが存在しています。対談やインタビューの音声収録としても使用できますね。ここ最近は特にソーシャルディスタンスが求められる機会も多く、こうした無線マイクが効果を発揮しそうですね。マイクの重量もわずか35gと軽量です。装着もクリップではさむだけ。

こんな感じで!

また屋外でも無線マイクの効果が発揮されます!

・騒がしいアウトドアでもクリアな集音

スマートフォン用三脚がそのままグリップとしても使えそう

室内での収録ですと、雑音も少なく済みますが、屋外では環境音や風があることによってザワザワとした中に声が聞こえる状態になってしまいがちです。

マイクを口元に装着することによって、周囲の音を少なくすることができます。ほどよい環境音はあれど話し手の声がクッキリと聞こえると、観やすい動画に仕上がることでしょう。また、このマイクに装着できるラベリアコンデンサーマイク(ピンマイク)も付属していますので「マイクを目立たせたくない」という場合にも対応してくれます。

・端子類や付属品

マイク本体の側面にはUSB-C端子、マイク入力端子、マイクレベル調整ボタンが配置されている。
マイクの数に準じて、ラベリアコンデンサーマイク(ピンマイク)とUSBケーブル(A to C) が同梱される。

無線マイクのサイドにはマイク感度の調整ボタン(ペアリングボタンも兼ねています)やUSB-C端子、そして外部マイク用の入力端子も備えています。

「なぜマイク入力端子が?」と思うかも知れませんが、「できるだけ目立たせたくない」「衣装に合わない」といった場合にも付属するピンマイクによってスマートなマイク装着を実現させるためです。また、より小型化されたピンマイクは目立たず口元に近くセッティングできます。さらに風や息の吹かれにも強いウィンドスクリーンも付属していますのでシーンに合わせてチョイスできます。レシーバーはスマートフォンから電源供給をされますが、マイク(トランスミッター)の充電が必要となります。そちらも付属のUSBケーブルで対応します。モバイルバッテリーも一緒に持ち歩けば、充電切れの心配も減らせますね。

充電中はグリーンに光ります。

「Saramonic Blink500」について、ご説明してきましたが、普段づかいのスマートフォンでマイクを無線化できるコンパクトなシステムとして、シンプルさ際立つ製品となっています。

今回は、Apple社製のiPhone 11に装着した例をお見せいたしましたが、Lightning端子(多くのiOS端末)とUSB-C端子のモデル、Blink500 B6 がラインナップされていますので、市場で発売されている多くのガジェットに対応するアイテムとなっています。

無線マイクを使ってカメラから離れた収録・集音、ケーブルレス、ソーシャルディスタンスを意識した対談収録、周囲が騒がしい屋外でのイベントレポートなどなど……。多くのシチュエーションに対応する製品となっています。

「スマホでシンプルに撮影したい。けど音質が納得できない」という方にオススメします!

撮影協力:山崎粋華
Saramonicオフィシャル イメージ動画

本国サイト作成の動画ですので英語での動画となりますが、実際に「Saramonic Blink500」シリーズを使用している様子がご覧になれます。

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