Heritage Audio(ヘリテージオーディオ)から1960年代にプロオーディオメーカーであるLANG Electronics Inc.からリリースされた製品の復刻盤「LANG PEQ-2」が発売!
Heritage Audio(ヘリテージオーディオ)から1960年代にプロオーディオメーカーであるLANG Electronics Inc.からリリースされた製品の復刻盤「LANG PEQ-2」が発売されました。
Heritage Audio LANG PEQ-2 プログラムイコライザー
プログラム・イコライザー
LANG PEQ-2 プログラム・イコライザーは、レコーディング、ミキシング、マスタリング時にソースの周波数を手早く調整するための、魅力あふれる強力なプロセッサーです。
製品について
60年以上の時を経て、最も切望されてきたイコライザーのひとつがついに復活します。Heritage Audio は、高品質なギアを手の届きやすい価格で製造することに専念していた1960年代のプロオーディオ会社 LANG Electronics Inc. を買収しました。そのラインナップ中、最も注目されたモデルが、この PEQ-2 です。
多くのプロフェッショナルが、Pultec のプログラム・イコライザーよりもこのモデルの方が好きだと言います。どちらもカスタム・インダクターとトーン・コンデンサーを備える非常に高品質なパッシブ・イコライザーで、Western Electric の特許を取得していますが、PEQ-2 の方がよりシャープでタイトなレスポンスを実現しているため、たるんだサウンドが結果を台無しにしてしまうミックスバスでの使用に適しています。
PEQ-2 は、その明快なレイアウトによって、楽しんでいるうちにすぐ使いこなせるようになるでしょう。非常に自然で音楽的な周波数処理によって、瞬時にあなたのトラックを改善することができます。
Pultec の14種類に対して、PEQ-2 には約2倍となる、26種の周波数オプションが用意されています。LANG は Pultec とは異なり、異なる周波数でブースト/カットが行えるため、ローエンドも扱いやすくなっています。
ハイバンドのブースト/ドループ(カット)の独立したコントロールによって、これまで考えもしなかったような創造的な方法で、ソースを手早く調整することができます。また、HF Boost Bandwidth コントロールにより、ブーストでカバー可能な周波数帯域を設定することができます。
ひとたびこれらを味わうと、今までどうやっていたのかが不思議に思えてくることでしょう。
特徴
・ローシェルフ・ブーストは、20、30、40、60、80、120、160、240 Hz の8つの周波数から選択でき、最大16 dB のブーストが可能。
・ローシェルフ・ドループは、25、50、100、200 Hz の4つの周波数から選択でき、最大 18 dB のカットが可能。
・ハイピーク・ブーストは、2.5、3.75、5、7.5、10、12、15、20 kHz の8つの周波数から選択でき、最大 21〜12.5 dB のブーストが可能*。
“HF Boost Bandwidth” の設定により、ブースト幅は最大21〜12.5 dB の間で変化します。
・ハイシェルフ・ドループは、2.5、5、7.5、10、15、20 kHz の6つの周波数から選択でき、最大 16 dB のカットが可能。
仕様
ライン入力インピーダンス | 2400 Ω ブリッジング、トランスバランス、フローティング |
出力インピーダンス | トランスバランス、フローティング、600Ω の動作負荷 |
最大出力 | 26.5 dBu 以上(600Ω 負荷時、内部ターミネート) |
THD + N | 0.02 % @ 1 kHz、24 dBu(すべてのコントロールを左に回し切った時) |
周波数特性 | 20 Hz 〜 20 kHz(± 0.3 dB) |
ノイズフロア | 86 dBu 以下 |
電源 | 48 V DC @ 60 mA |
サイズ | 外形寸法 : 482 × 153 x 88 mm(W × D x H) |
重量 | 3.1 kg |