アメリカのエフェクターブランド「Baltimore Sonic Research Institute（ボルチモアソニックリサーチインスティテュート）」の取り扱いを開始しました。全5機種のエフェクトペダルが登場です。

『Baltimore Sonic Research Institute』とは…

Baltimore Sonic Research Instituteは偶然設立されました。2019年、ケビン・バーンステンのレコーディングスタジオでレコーディングをしていたとき、ベースパートに必要なファズがないことに気づきました。そこでファズを買いに行くのではなく、セッションの数週間前にファズを作ることにしました。そのペダルがBaltimore Sonic Research Instituteの始まりになりました。

Baltimore Sonic Research Instituteはアメリカ、メリーランド州ボルチモアでエフェクターを制作しています。

ASHMAKER ディストーション ギターエフェクター

Baltimore Sonic Research Institute ASHMAKERは、ステージやスタジオで最大限の柔軟性を備えた2チャンネルペダルを求めるプレイヤーのために設計されたディストーションです。3バンドEQと幅広いプリアンプゲインでサウンドを調整し、ゲインブーストスイッチでさらにヘヴィなリフを奏でられます。ドロップチューニングや多弦ギターにも対応し、会場の後ろまで破滅を届けます。

【コントロール】

■ VOLUME：音量を調整します。
■ GRIND：歪みを調整します。
■ BASS：低域を調整します。
■ CONTOUR：中域を調整します。
■ TREBLE：高域を調整します。
■ BOOST：ゲインブーストレベルを調整します。

【電源】

ASHMAKERはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はご使用になれません。

EVERYTHING WE DONT KNOW ABOUT THE OCEAN FLOOR コーラス ギターエフェクター

21世紀の今、私達は地球上の深海よりも月の表面のことをよく知っています。月は遠く、足を踏み入れたのは数人しかいません。海底は多くの人が覗いてきましたが、海底地図の解像度は約5kmしかありません。そこに何があるのでしょうか。

ユニークなコーラスペダルを探しているなら、EVERYTHING WE DONT KNOW ABOUT THE OCEAN FLOORは最適です。2つのLFOを使用してアナログBBDラインを変調し、豊かなコーラスを生み出します。デュアルLFOモジュレーションエフェクトは今では少し珍しくなりましたが、かつては高揚感のあるバラードで深く複雑なコーラスを使用していました。
2つのLFOを使用すると、動きが複雑で空間的な波形が得られます。DEPTHとWIDTHを調整すればユニークでエキサイティングなエフェクトが見つかるでしょう。
さらに、極性を反転させたウェットシグナルを出力できるOUT-Φにより、ステレオや加算・減算モジュレーションを作ることもできます。

【コントロール】

■ VOICE：コーラストーンを調整します。
■ RATE A・RATE B：2つのLFOのスピードを調整します。
■ WIDTH A・WIDTH B：2つのLFOの幅を調整します。
■ DEPTH：エフェクトの深さを切り替えます。

【電源】

EVERYTHING WE DONT KNOW ABOUT THE OCEAN FLOORはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はご使用になれません。

IMPOSSIBLE COLORS ファズ ギターエフェクター

IMPOSSIBLE COLORSはBaltimore Sonic Research Instituteにとって究極のファズです。オーバードライブからディストーション、オクターブのヒントを持つ完全に圧縮されたスプラッターファズ、ゴーストトーン、ホーンエミュレーションまでのサウンドをカバーできるペダルを望んでいました。
トーンの間にはダイナミックなアナログサウンドがあります。巨大なダイナミックレンジとテクスチャを持ちながら、バッファに影響されないファズです。
シングルコイルとハムバッカーの両方をエミュレートするトランス結合インプットステージにより、それを実現しました。

【コントロール】

■ VOLUME：音量を調整します。
■ ATTACK：インプットゲインを軽いブーストからヘヴィクリッピングまで調整します。
■ TEXTURE：回路の一部の電圧を調整し、クリッピングアンプのダイナミックレンジと特性を調整します。
■ VOICE：周波数を補正するローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせたチルトEQです。
■ RANGEスイッチ：TEXTUREコントロールのレンジを設定します。右側ではパンチがありクリアなトーン、左側は圧縮され、渇望から不具合のあるサウンドとなります。
■ DEPTHスイッチ：クリッピング回路の周波数レンジを選択し、応答とフィールを切り替えます。TEXTUREを低くしてスイッチを切り替えることで金管楽器のよなトーンを作ることもできます。
■ MODEスイッチ：3つのクリッピングを選択してオーバードライブ〜ファズの全体的なサウンドを切り替えます。中央はクリッピングが少なく、ダイナミックレンジが最も高くなります。左側はクリッピングが強くなります。右側は最も歪みが強くなります。

※各コントロール・スイッチの組み合わせによっては発振することがあります。

IMPOSSIBLE COLORSはヴィンテージトランジスタを用いて複雑なトーンをブレンドします。

【内部コントロール】

IMPOSSIBLE COLORSにはトランスフォーマーを用いたインプットステージでピックアップのインダクタンスと音質をシミュレートすることができます。このトランスフォーマー回路にはトリムポットとDIPスイッチがあります。
トリムポットは最大が出荷時設定で、下げるとギターボリュームを下げる効果となります。
DIPスイッチは3つのセッティングがあります。

1. トランスフォーマーバイパス
2. シングルコイルシミュレート
3. ハムバッカーシミュレート

DIPスイッチを上から対応するスイッチだけをONにして使用します。

【電源】

IMPOSSIBLE COLORSはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はご使用になれません。

MAGAWA ディストーション ギターエフェクター

MAGAWAは、定番のクラシックディストーションプラットフォームを元に、可能な限り幅広いトーンを実現するためのモディファイを加えました。
CONTOURノブは2000年代初頭にBeavis Audioの友人に教わったRuetz Modです。TEXTUREはクリッピングのしきい値を調整します。スイッチでクラシックなシリコンダイオードと非対称ゲルマニウムモードを切り替えます。
FILTERノブはオリジナルモデルとは反転されています。

【コントロール】

■ VOLUME：音量を調整します。
■ DRIVE：歪みの強さを調整します。
■ TEXTURE：クリッピングの強さを調整します。
■ FILTER：音色を調整します。
■ CONTOUR：ミッドレンジを調整します。
■ CLIPスイッチ：クリッピングを切り替えます。

【電源】

MAGAWAはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はご使用になれません。

SOFT RAINS AND THE SMELL OF THE GROUND リバーブ ギターエフェクター

SOFT RAINS AND THE SMELL OF THE GROUNDは広大でウォッシュなリバーブです。美しく豊かなサウンドから混沌としたサウンドまで広く音色を調整できます。フィードバックループを備え、リバーブを長くしてパッドを汚したり、フィードバックの爆発や音の壁を作ることができます。ディストーションペダルを組み合わせてミックスの多くのスペースを埋めたり、ノート間のスペースに生命感を感じさせるのに最適です。演奏する音数が少なくても多くのことが起こっているように感じさせたいバンドのために必要だったペダルです。モデル名はレイ・ブラッドベリの詩から引用しています。

【コントロール】

■ LEVEL：リバーブの音量を調整します。
■ RESONANCE：リバーブのローエンドを調整します。
■ AIR：リバーブのプレゼンスと高音を調整します。
■ SOAK：残響の減衰時間を調整します。
■ EXPAND：EXPANDスイッチを押した時にフィードバックするシグナルの量を設定します。

EXPANDフットスイッチを押すとシグナルを繰り返し循環させる一時的なフィードバックループをアクティブにします。SOAKやEXPANDコントロールで様々なエフェクトを作ります。

【電源】

SOFT RAINS AND THE SMELL OF THE GROUNDはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はご使用になれません。