EarthQuaker Devices（アースクエイカーデバイセス）から、初となるミニサイズペダル「Barrows」と「Black Eye」が発売されました。

EarthQuaker Devices Barrows ファズ

BarrowsはEQD Jamie Stillman（社長、兼開発者）が所有するビンテージTone Bender MKIIをミニサイズ筐体で再現し、ビンテージエフェクターで見られる取り回しの悪さを改善したファズペダルです。

粗くざらついた歪みの質感とロングサスティーン、楽器側のボリュームへの追従も60、70年代に数多くのレコーディングで使用された伝説のエフェクターサウンドそのものです。

Tone Benderの回路構造によって起こる位相を修正し、アウトプットバッファーを搭載することで安定した出力を提供。加えて出力レベルも高く設定されたトゥルーバイパス回路。

インプットインピーダンスは10kと低くビンテージの構造思想は残しつつ現代での使用を大前提とした設計になっています。

ファズはその激しく特徴的なサウンドから入門者にはハードルが高い、アンサンブルでは埋もれる、などとカテゴライズされる場合がありますが、Barrowsはサウンドコントロールが容易なうえスムーズなサスティーンで弾きやすいため、どんなプレイヤーでもダイナミックなファズを楽しめます。

EarthQuaker Devices Black Eye クリーンブースター

2015年に廃番となったブースターがアメリカと日本市場限定にてミニペダル筐体で復刻します。

Black EyeはMOSFETを使用したディスクリート、トゥルーバイパス回路で、最大30dBのクリーンブーストを得られるブースターです。

入力のインピーダンスは5 MOhms、出力のインピーダンスを1kOhmのため、ペダルボード上で最終段に配置し音量を整えればバッファーの代用品としても活用できます。

Black Eyeを使いブースターとしての真骨頂、お気に入りの真空管アンプや歪みペダルを力強くプッシュしてください。