常識を打ち破る、FMシンセの新定義 KORG opsix FM Synthesizer 登場
KORG opsix FM シンセサイザー
これまでの常識を打ち破る、FMシンセの新定義。
デジタル・シンセシスの再発見。クラシックなデジタル・シンセサイザーに光をあて、新世代のフィールドへと引き上げる試みは、wavestateのウェーブ・シーケンスから、opsixのFM音源へと展開します。
KORG opsix(オプシックス)は、6オペレーターの “オルタード” FMシンセサイザーです。驚異的なアクセシビリティを体現するオペレーター・ミキサーと、FM音源の領域を大幅に超えたフレキシブルなサウンド・エンジンは、デジタル・シンセの持つポテンシャルを最大限まで拡げています。
・新開発の6オペレーターFMシンセシス opsix
KORG opsixは、新開発の6オペレーターの音源を備えた新しいデジタルシンセサイザーです。代表的なクラシックFMシンセサイザーと同じ6オペレーターのFM音源構造を持ちながら、決して再現ではなく、大胆なリイマジンを行っています!多彩なウェーブフォーム、FMにとらわれないオペレーター・モード、サブトラクティブ・シンセシスを融合したフィルター…。
opsixのパネル左側に配置された6組のノブとスライダー、すなわちオペレーター・ミキサーはその象徴のひとつです。
キャリアかモジュレーターか。アルゴリズムによって変化するオペレーターの役割と関係性をすぐさま明確に導く、2色のLED照明を備えたノブ/スライダー。それはキャリアならピッチ/音量を、モジュレーターなら音色の明るさ/倍音の強さを、ダイレクトに調整できます。
・DATA ENTRYエンコーダーでフルエディット
opsixには6組のオペレーター・ミキサーの他には、パネル右側にいくつかのエンコーダーを備えるのみです。そのうち6つのDATA ENTRYエンコーダーで、フル・エディットを行います。一見、従来のFMシンセのように難しい印象を受けるかもしれません。膨大なページ遷移、全体像の見えづらさ…。しかし中央の大型OLEDに映る6つのグラフィカルなパラメーターとエンコーダーのコンビで、迷わずエディットを進められることでしょう。
全ての起点となるHOME/ALGOページには、アルゴリズム、EG、エフェクトという主要なパラメーターがあらかじめ集まっています。オペレーター・ミキサーとこれらに触れることが、全てのスタートです。
・opsixは強力なフィルターとエフェクトの宝庫
FILTERセクションでは、FMとは対称的な、アナログ・シンセサイザー・ライクな減算合成方式の音作りをフォローします。過激なMS-20のローパス/ハイパス・フィルターや、強力でありながら柔らかさも兼ね備えたPolysixローパス・フィルターでビンテージな雰囲気を加えたり、レゾナンス付きの2ポール、4ポールのローパス、ハイパス、バンドパス、バンドリジェクト・フィルターをフルに取り揃えたコレクションから欲しいフィルターを選択できます。
コルグ opsixのエフェクトは、そのままレコーディングに使える高品位エフェクト群です。コンプレッサーやEQ、コーラス、フランジャー、フェイザー、ステレオ・ディレイなどのスタンダードなエフェクトから、ロータリー・スピーカーやグレイン・シフターなど特徴的なエフェクト、さらに美しいサウンド・スケープを生み出すシマー・リバーブなど、全30種類の中から3系統まで同時に使用できます。
・アナライザーとオシロスコープを搭載したopsix
難解なFMシンセのビジュアライズにフォーカスしたopsixには、アナライザーも欠かせません!周波数帯域ごとの出力レベルを表示するスペクトラム・アナライザーなら、変調によって発生した倍音の分布や変化が一目瞭然。また出力波形を確認できるオシロスコープ機能も搭載しています。鮮やかに変化するサウンドとビジュアル・フィードバックが、シンセサイズの深い渦へと誘います。
・opsixは16ステップポリフォニックシーケンサー搭載
コルグ オプシックスのパネル右下に配した、緑に輝く16のボタン。それはFMシンセをイメージするカラーであり、万能な16ステップ・シーケンサーでもあります!1ステップに6音までRECできるポリフォニック・ノート・シーケンサーは、ベロシティやゲート・タイム、そして再生タイミングをノートごとにエディット可能。一般的な16ステップでは作れない長尺のフレーズや、タイミングを微妙にずらしたストラムやロールなどの表現も可能にします。また最大6つまでパラメーターの動きを記憶できるモーション・シーケンサーは、フレーズの中でスムーズに動くサウンドの変化にも、ステップごとに劇的に変化するリズムの構築にも対応します。
・予測不能なランダマイズ機能を搭載したopsix
意外な発見を望む人には、ランダム機能があります。opsixの「ダイス」(サイコロ)のアイコンが入ったボタンを押すと、ランダマイゼーション機能により新たなサウンドを生成。ランダムはサウンド全体だけでなく、オペレーターやアルゴリズム、あるいはシーケンスというように、一部だけをランダムにすることも可能です。ランダムで生成したサウンドを使うだけでなく、さらなる音作りの出発点として利用するなど、使い方は自由自在です。
・KORG opsix デモンストレーションムービー
KORG opsixのデモンストレーションムービー(英語版はこちら)
・KORG opsix 購入ページはこちら
・KORG opsixメーカーサイト
さらに詳細な情報はメーカーサイトから
20種類を超える KORG opsixのデモンストレーション音源を試聴できます。