クラスを凌駕する高音質と徹底的な簡単操作にこだわった簡易PA JBL Pro. IRX108/112BT登場

JBL PROFESSIONAL IRX112/108BT-Y3

シンプルな接続ですぐに音が出せるイージーオペレーションに特化した簡易PAシステム

近年はYAMAHA STAGEPASシリーズや、JBL EONシリーズなど各社からリリースが相次ぎ、イベントや小規模ライブ、店舗用音響システムとして幅広く導入されています。

今回、JBL PROFESSIONALからさらに簡素化した操作性を持ちながらクラスを凌駕した出力性能と音質をもつ、新たな簡易PAスピーカー IRX108BT-Y3IRX112BT-Y3の2機種が登場しました。2021年1月末の発売を予定しています。

8/12インチの2サイズながら1クラス上を感じる出力性能

JBL IRX108BT 正面からの画像
JBL IRX108BT-Y3

サイズ設定は8インチの低域ドライバーを持つ IRX108BT-Y3 と12インチの低域ドライバーを持つ IRX112BT-Y3の2種類。重量は8.1kgと13kgと、いずれも成人男性であれば問題なく持ち運びができるサイズ感です。

JBL IRX112BT 正面からの画像
JBL IRX112BT-Y3

IRX108BT-Y3は124dB、IRX112BT-Y3は127dBと、どちらも120dBをはるかに超えるクラスを凌駕する出力性能を誇ります。

スピーチやアナウンスはよりクリアに聞きやすく、音楽ソースは繊細かつ迫力のサウンドで再生できます。

発売前にIRX108BT-Y3を使用することができましたが、聴感上のボリューム感はスペック数値以上に余裕があり、レンジの広さと、前に飛ぶような立体感のあるサウンドでスピーカーからの位置が離れても非常にクリアでした。

イージーオペレーションを実現するプリセットEQ

JBL IRX112BTとIRX108BT のコントロールパネルのプリセットイコライザーの画像
JBL IRXシリーズEQコントロール

コントロールパネルは108/112共用です。背面上部の拡大画像です。

簡易PAに求められる最も大きな要素は「繋いですぐ音が出せる」「操作が簡単」といったシンプルでわかりやすい操作性です。

IRX108/112BTは専門的な知識が不要なボタン切り替え式のプリセットイコライザーを搭載。

「MUSIC」「VOCAL」「 SPEECH」「 FLAT」の4種類のモードを切り替えるだけで、シーンに合わせて最適化された音質を簡単に獲得できます。

ベースブースト/アンチフィードバック/ダッキング機能

JBL IRX112BTとIRX108BT のコントロールパネルのプリセットイコライザーの画像
JBL IRXシリーズEQコントロール

EQの下の列には便利な3つの機能を操作できるボタンを搭載しています。

 BASS BOOSTは低音域を強調したサウンド。DJユースなど迫力あるサウンドが求められるシーンに最適です。

AFSはアンチフィードバックシステム。不快なハウリングを自動で抑える機能です。イベントなどでも面倒なセッティグなく、快適かつ安全に使用できます。

MUSIC DUCKING機能はBGMを流しながらアナウンス等を行なった際にマイクの入力に反応して自動的にBGMの音量を下げる機能です。専任オペレーターのいない環境下でも自然な流れでBGMやアナウンスをコントロールできます。

 XLR/フォンのコンボジャック搭載で多彩なソースに対応

JBL IRX112BTとIRX108BT のコントロールパネルの画像
JBL IRXシリーズコントロールパネル

IRX108/112BTの入力端子は2系統。

 XLRとフォーン端子のコンボジャックを採用しマイクはもちろん、キーボード/電子ドラムなどの楽器など様々な入力ソースに対応します。

実機チェックではプリアンプ内蔵のエレアコなども繋いでみましたが、フラットな特性で十分に使えました。弾き語り用途にも使えますね。

Bluetooth入力にも対応

近年、携帯音楽プレイヤーやスマートフォン、タブレット端末など、多くの機器に搭載されたBluetooth機能での接続にも対応しています。範囲が広く安定した通信を実現する5.0の規格を採用し見通しの良い状態で約20mの到達距離を確保しています。BGMを操作しながら少し離れた場所からのサウンドチェックにも便利ですね。

THRU(スルー)OUT端子搭載で拡張にも対応

JBL IRX112BTとIRX108BT のコントロールパネルの画像
JBL IRXシリーズコントロールパネル

コントロールパネル右下にはXLR端子のTHRUアウトを搭載。汎用性の高いXLRケーブルでスピーカーを増設できる拡張性も備えています。

また、THRUアウトへは親機のMASTER Vol.コントロール後の信号が出力されますので距離のある子機側の音量も親機側の操作でボリュームコントロール可能です。

THRUアウトからの増設はモノラルで増設していく形になりますので設置位置が特殊になってしまってもステレオの定位による違和感を感じることはありません。

タフに扱えるポリプロピレン製の堅牢なエンクロージャー

JBL IRX112BT 背面斜め上からの画像
JBL IRX112-BT背面

IRXシリーズには傷に強く堅牢なポリプロピレン製のエンクロージャーは、持ち運びの多い方にも安心して使っていただけるタフな設計です。

また、サイドとトップの合計3箇所に人間工学に基づいて配置されたグリップハンドルを備えています。トップとサイドの1箇所はバーグリップタイプ、サイドのもう一箇所はスリットタイプです。

コントロールパネル面の突起物は一段低い面にセッティングされており、不慮の事故にも強いレイアウトです。

転がし、スタンド設置にも対応

JBL IRX112BT 底面の画像 スタンドマウントホールを装備
JBL IRX112-BT底面

床面でモニターとして使用するいわゆる「転がし」使用にも対応しています。

モニタースピーカーとして最適な角度にセッテイングできます。

また、底面にはスピーカースタンドにもセッテイング可能なスタンドホールを装備。ホールは汎用性の高い35mm規格です。

長く使っていただける3年保証「Y3」モデル

IRX108BT-Y3IRX112BT-Y3の「Y3」モデルはより長く、より安心してご愛用いただけるよう、メーカーの2年保証に加えて、輸入販売元のヒビノ社が独自に1年保証を追加した、3年間の長期保証が付属しています。

IRX108/112BT-Y3のプロモーションムービーはこちら

IRX108BT-Y3IRX112BT-Y3のプロモーションムービー(英語版/日本語字幕付き)はこちらです。

ダンス教室「FINE DANCE STUDIO」の講師 HALNAさんの「IRX-Y3 Series」レビュー動画はこちら。

学校法人亀井学園 清新めぐみ幼稚園様による「IRX-Y3 Series」レビュー動画はこちら。

多くの実力派アーティストを担当してきたサウンド・エンジニア「廣川 光一」さんによる「IRX-Y3 Series」レビュー動画はこちら。

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