HIFIMAN HM800

2009年、HIFIMANはHM801ポータブルデジタルオーディオプレーヤーを発売しました。当時、卓越した音響特性を持つHM801は、オーディオファンの中で人気を博していました。
13年後、HIFIMANはHM800イヤホンDAC/アンプを発表。
HM801と同じR2R DAC NOSアーキテクチャを備えていますが、大きさはHM801のたったの2%。

ほとんどのポータブルDAC/アンプとは異なり、HM800はイヤホンの一部です。
HM800の重さは約9g、角砂糖2つの相当の重さしかありません。

内部の独立したクラスABバランスアンプは、通常のポータブル製品に見られるクラスDアンプの性能を上回っています。

HM800の心臓部「HYMALAYA ヒマラヤ DAC」は2022年日本VGP技術賞金賞を受賞。

特徴

HIFIMANによる独自の研究開発が生んだR2R設計DAC

HYMALAYAはFPGAアルゴリズムに基づくディスクリート設計のR2R DAC(デジタル・アナログ変換)モジュール。
低周波数帯域特性、帯域外ノイズ、および低電力消費の組み合わせにより、高性能オーディオ機器に最適です。
HYMALAYA DACモジュールは最も一般的なIIS（Integrated Interface of Sound）オーディオインターフェイスにより最大解像度24ビットで伝送されるPCM音楽信号をサポートします。

超低電力消費

HM800のHYMALAYA R2R DACは低消費電力が特長です。
同時にその電圧出力の特性により、優れたオーディオ出力を実現するために必要な増幅回路は単純です。
電力消費量が少ないために熱雑音(またはジョンソン雑音)が非常に低くなります。

NOS(ノンオーバーサンプリング)フィルター設計のコンセプト

HM800のHYMALAYA DACは、そうしたマイナスの影響を排除しながらメリットを活かすように設計されています。
HYMALAYA DACを使用すると、すべての録音の細部を可能な限り保ちながら最高の音質を実現できます。

ケーブル同梱

すべての主流イヤホンに適用できるように3種類のハイエンドなケーブルを同梱。自分の好みに合わせて高品位なサウンドが楽しめます。

製品情報