ドイツのエフェクターブランド VAHLBRUCH(ファールブルーフ)の真空管内蔵のオーバードライブ「KALUNA」が「KALUNA II」にアップデート!
ドイツのエフェクターブランド VAHLBRUCH(ファールブルーフ)の真空管内蔵のオーバードライブ「KALUNA」が「KALUNA II」にアップデートされました。
VAHLBRUCH KALUNA II オーバードライブ
特徴
VAHLBRUCH KALUNA IIは、内部で真空管を高電圧駆動させ、純粋なアナログトーンを作るオーバードライブです。本物のECC83 / 12AX7真空管を内蔵し、VAHLBRUCHオリジナルの新しい設計となります。スタンダードな9Vアダプターを使用しながら、真空管を250Vで駆動させるデュアルトライオード真空管回路により、明瞭で美しい倍音成分を備え、ピッキングアタックへの速いレスポンスや複雑なコンプレッションを生み出します。
KALUNAはオープンかつ高いダイナミクスを備え、直感的かつ広いジャンルに合わせたサウンドを作るオーバードライブです。
KALUNA IIのゲイン特性は立体的かつ有機的で、真空管ならではのサチュレーションを持ち、穏やかに音が飽和していきます。
独自回路により圧倒的なタッチレスポンスを実現し、ピッキングから生み出される音楽的なニュアンスを正確に出力します。
3バンドEQはポストチューブに配置され、多くのギターやアンプ、必要なサウンド特性に合わせて調整することができます。
ギター、アンプのナチュラルなサウンドを活かした、真空管ならではのトーンが特徴です。
KALUNA IIではSTRUCTUREスイッチを搭載し、ゲインレンジが大幅に拡大されました。
V1は初期バージョンのゲインとなり、Hotはハイゲイン、Lowはローゲインモードとなります。
KALUNA IIは9Vを超える電源が接続された場合に真空管の損傷を防ぐための過電圧保護回路が搭載されています。
フットスイッチはMagTraBスイッチを採用しています。
スイッチ部にマグネットを組み込み、スイッチを踏み込むとマグネットが基板側のセンサーに近づきます。その磁力の変化を感知し、内部のリレースイッチを切り替えます。
機械式スイッチのように物理的に回路が切り替わったり、多くのクリックレススイッチのようにボタンが押されたりといった接触が一切ないため、いつまでも故障せず、スムースでクリックレスなスイッチングが行えます。
下記操作で電源を入れたときにエフェクトONとなるか、OFF(トゥルーバイパス)となるかを選択することができます。
- 電源ケーブルを抜きます。
- MagTraBスイッチをホールドします。
- そのまま電源ケーブルを差し込みます。
- MagTraBスイッチでエフェクトON/OFFを切り替えます。
次回電源投入時、今の設定と逆(ステップ4でONにした場合はOFF)で立ち上がります。
コントロール
- DRIVE:歪みの強さを調整します。
- VOLUME:音量を調整します。
- BASS:低域の出方を調整します。±12dBの範囲で調整できるアクティブコントロールです。
- MIDDLE:中域の出方を調整します。±12dBの範囲で調整できるアクティブコントロールです。
- TREBLE:高域の出方を調整します。±12dBの範囲で調整できるアクティブコントロールです。
- STRUCTURE:ゲインレンジを切り替えます。V1は初期バージョン、HOTはハイゲイン、LOWはローゲインとなります。
スペック
- 独自のMagTraBスイッチング技術
- ECC83 / 12AX7を内蔵した100%アナログオリジナル回路
- 9V電源を使用し、内部回路を250Vで駆動
- インプットインピーダンス:1MΩ
- アウトプットインピーダンス:100Ω
- 消費電流:500mA
- 電源:スタンダードな2.1mmバレルタイプセンターマイナスDC9V
- サイズ:120×100×48mm
- 重量:375g
- ドイツにてハンドメイドで制作
電池はお使いいただけません。
消費電流が500mAと多いので、ご使用の際にはアダプターやパワーサプライの出力をご確認ください。
9V以外の電源はご使用にならないでください。