Emanating Fist Electronics(エマネーティングフィストエレクトロニクス)から 1970年代スタイルで制作されたファズペダル 3機種が発売!

Emanating Fist Electronics(エマネーティングフィストエレクトロニクス)から 1970年代スタイルで制作されたファズペダル 「BD-68 Black Dust」「DP-77 Dope Priest」「TYGR II」が発売されました。

Emanating Fist Electronics BD-68 Black Dust ファズ ギターエフェクター

BD-68 Black Dust

Emanating Fist Electronics BD-68 Black Dustは、もともと2004年頃、ファズフェイスの回路を元に始まったオリジナルコンセプト“Meathead”に基づいています。
ヴィンテージファズフェイズの質感を本物のBC109Cシリコントランジスタで制作しています。

内部でファズとドライブは最大に設定され、ノブで音量のみをコントロールします。ファズの強さや音色はギターのコントロールで調整することができます。

サイケデリックな繊細さを保ちながら全てを踏み潰す、そんなファズペダルで、フットスイッチを踏めば即座に強力なアタックが生まれます。

重厚かつタイトなファズトーンはフルレンジで、ギターやアンプとの相互作用も優れています。
クラシックなアシッドロックから粉砕するようなファズまで、まさに圧倒的な音の存在感を持ちます。

【コントロール】
■ volume:音量を調整します。

各ユニットは手作業で情熱的に組み上げられ、サイケデリックなアルマゲドンを起こすためバイアスを適切に調整されて出荷されています。

BD-68 Black DustはセンターマイナスDC9Vアダプターまたは9V電池で動作します。

種類ファズ
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動9V電池
コントロールvolume

Emanating Fist Electronics DP-77 Dope Priest ファズ ギターエフェクター

DP-77 Dope Priest

Emanating Fist Electronics DP-77 Dope Priestは、1970年代の伝説的なファズディストーションデバイスのヘヴィで高品質なトーンを作ります。
このスタイルのペダルとしては比類ない明瞭なダイナミクスを備えています。
4つのシリコンエピタキシャルプレーナトランジスタはゲインを選別したうえで丁寧に調整され、ファズトーンのエンジンとして機能します。そして、マイルドからエクストリームまでをカバーするゲインレンジを備えた操作性により、ヴィンテージ機材だけでなく現代の高出力大音量デバイスとも完璧に連携します。

コンポーネントやハードウェアは高品質に選択されます。ポリプロピレンコンデンサを使用してマイクロフォニックとノイズを低減し、増幅部にはオーディオグレードのハイゲインローノイズBC549CまたはBC109Cトランジスタを採用することで、ヴィンテージユニットよりも優れた音響特性を発揮します。

頑丈かつ軽量なダイキャストアルミニウム筐体を使用しています。

Dope Priestのコンセプトは、ヴィンテージユニットのフィールと外観でありながら、ヴィンテージユニットの弱点である信頼性とパフォーマンスを改善したものです。

ヴィンテージオリジナルユニットは素晴らしいものです。しかし信頼性や性能、価格などが原因でステージやスタジオでは理想的な選択肢にならないことがあります。

Dope Priestはいつでも足元で使えるペダルでありながらヴィンテージのフィールを持つファズペダルなのです。

【コントロール】
■ volume:音量を調整します。
■ tone:音色のバランスを調整します。
■ sustain:歪みの強さやサステインの長さを調整します。

DP-77 Dope PriestはセンターマイナスDC9Vアダプターまたは9V電池で動作します。

種類ファズ
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動9V電池
コントロールvolume、tone、sustain

Emanating Fist Electronics TYGR II ファズ ギターエフェクター

TYGR II

Emanating Fist Electronics TYGR IIは、1970年代の終わりから1980年代のはじめにかけての奇妙な時代を再現することから始まりました。時代の流れに合わせようと奮闘して生まれたアイディアには、革新的ではあるもののまるで宇宙服を着た恐竜のような存在がありました。Bell Electrolabsの製品群はまさにそんな時代のものです。

TYGR IIの基本的な回路の骨格はマフスタイルと言って良いものです。しかしマフそのものではありません。設計図として近いというくらいのものです。影響を受けているのはBell Electrolabs Fuzzですが、これもサウンドではなく、ゲインステージスタッキングのバイアスアイディアのみです。

TYGR IIの音色はラウドでオープンです。低域では独特の唸りがあり、インタラクティブなFREQ.コントロールによりどの位置でも使えるフレーバーが得られます。
世界中にあふれるマフスタイルのバリエーションの中でも、かなりユニークなものです。このデザインには時間がかかりましたが、満足の行くものが仕上がりました。

【コントロール】
■ VOLUME:音量を調整します。
■ FREQ.:音色のバランスを調整します。
■ ATTACK:歪みの強さやサステインの長さを調整します。

【マニアの方向け】
この開発で時間を費やしたのはデザインとパーツの選択です。シグナルパスはポリプロピレン、マイラ、ポリエステルの混合です。それは理由があるからです。セラミックではありません。
バイアスは奇妙で、これまで聞いたことのないフレーバーを届けます。ウルトラボーナスはシンセプレイヤーのような動的なトーンコントロールスウィープです。
最後に。BC549Cが最高です。マフスタイル回路の最高傑作です。

TYGR IIはセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。電池はお使いになれません。

種類ファズ
アダプター9Vセンターマイナス
電池駆動
コントロールVOLUME、FREQ.、ATTACK