Catalinbread(カタリンブレッド)とタトゥーアーティストとのコラボエフェクター「Traditional Inkシリーズ」全4機種が発売!
Catalinbread(カタリンブレッド)とタトゥーアーティストのカイル・オックスフォードとのコラボレーションでデザインされたエフェクター「Traditional Inkシリーズ」全4機種が発売されました。
Traditional Ink Collectionとは…
Traditional Ink CollectionはCatalinbreadとタトゥーアーティストのカイル・オックスフォードとのコラボレーションでデザインされる限定アートワークシリーズです。
Traditional Inkシリーズのデザインは、伝統的なタトゥーの技法をもとに描かれています。
KATZ Traditional Ink ディストーション ファズ ギターエフェクター
カタリンブレッド / カッツトラディショナルインク
Catalinbreadは、ヴィンテージUKファズを代表するTone Bender MkIIと、80年代のディストーションサウンドを代表するRatディストーションを融合させ、“ファズのように歌う、タイトなディストーション”を完成させました。ハムバッカー、シングルコイル、クリーンアンプ、クランチチャンネルなど様々なセッティングと合わせて使うことができます。
Katzenkonigは圧巻のレスポンスレンジを実現。歌うようなトーンからタイトでハーモニクス豊かなクランチ、さらにファズの騒乱までをまとめてカバーします。
この幅広い音作りは、たった4つのノブでシンプルに操作することができます。
種類 | ディストーション |
アダプター | 9-18Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | VOLUME、INPUT、GAIN、FILTER |
RAH Traditional Ink オーバードライブ ギターエフェクター
カタリンブレッド / アールエーエイチトラディショナルインク
1970年にロンドンのRoyal Albert Hallで行われた Led Zeppelinの伝説的なライブをご存知でしょうか。Catalinbread RAHは、ホールを爆音で埋め尽くしたJimmy Pageのギターサウンドを実現するオーバードライブペダルです。
Jimmy Pageはこのライブでヘッドアンプに、より歪むように改造されたHIWATTを、そしてキャビネットにはMarshallのものを使用しました。その結果、広いダイナミックレンジとヘッドルームを備えた高いレベルで調和のとれたサウンドが生まれました。
Catalinbreadはこの唯一無二のオーバードライブサウンドを小さなペダルで得るために新たな回路の制作を開始しました。
Jimmy Pageのセッティングと同様、まずCatalinbreadのオーバードライブペダル、WIIOを基にDirty Little Secretの要素を組み合わせることで明瞭なサウンドに広いダイナミクス、そしてまるでアンプにそのまま繋いでいるかのようなレスポンスを実現しました。
一度RAHを繋いでしまえば、後はギター本体のボリューム、トーンコントロールと手元で全てのニュアンスをコントロールし、ギターを思う存分かき鳴らすだけです!
種類 | オーバードライブ |
アダプター | 9-18Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | TREBLE、MIDDLE、BASS、MASTER、GAIN |
SABBRA Traditional Ink オーバードライブ ギターエフェクター
カタリンブレッド / サブラトラディショナルインク
かつて、ギタリストにとってもっとも刺激的なことといえば、アンプのゲインを上げることでした。アンプのゲインが足りない時、トレブルブースターがそのアンプをプッシュしました。
トレブルブースターを使い、伝説となるトーンを築き上げた2人のギタリストに注目してみます。ブライアン・メイ(Vox AC30+トレブルブースター)とトニー・アイオミ(Laney Super Group+トレブルブースター)です。2人のサウンドは全く違うものですが、音作りの手法はほとんど同じです。両者とも、アンプのゲインを上げ、さらにトレブルブースターを常時ONにしています。そして音色の調整は、ギターのVolumeとToneのみで行っていたのです。
Catalinbreadでは、この美しくシンプルな構成を1つのペダルにまとめたペダルの開発をはじめました。“Amp-in-a-box”と、最適に調整を施したトレブルブースター回路をまとめるのです。使いこなせば最高の音色であるにもかかわらず、その扱いの難しさから敬遠されることもあるトレブルブースターも、こうすることで、そのバランスに気を使うことなく、音量が上がりすぎることもなく、常に最高のトーンが得られるようになります。ペダルを接続し、ただ弾くだけで“あの音”が甦ります。そうして生まれたのが、Catalinbread GalileoとSabbra Cadabraなのです。
現代のロックシーンに最も影響を与えたバンドと言えば、必ずThe Beatlesの名前が上がりますが、おそらくBlack Sabbathほど、多くの“真似”をされたバンドはありません。そのリフは数十年経っても色褪せることがなく、全く新しいジャンルを形作ったとすら言われます。そして、そのバンドのリフを作り続けたのが、トニー・アイオミです。
その秘訣の1つは、長年にわたりリフを作り続け、弾き続けたことであり、もう1つはそのサウンドを変えなかったことです。トニー・アイオミはいつもLaneyのアンプにトレブルブースターをかけていました。
Laney Super Groupアンプにトレブルブースターを接続して弾いたことがありますか?そんな貴重な経験を持つプレイヤーは世界中探してもほとんど居ないことでしょう。また、もし仮にそんなチャンスが巡って来たとしても、トニー・アイオミのような、大ステージで爆音のプレイはそうそう出来るものではありません。
Sabbra Cadabraをクリーンアンプにつなぐだけで、クリーンから極上のフルドライブまでの驚異的なダイナミックレンジと巨大なステージで感じられるあの立体的でジューシーなフィーリング、至高のハーモニクスが即座に手に入ります。
Sabbra Cadabraは18Vでの駆動も可能です。高電圧駆動とすることで、ヘッドルームを広げ、アタックをシャープにします。逆に、電圧を下げることでソフトなトーンを作ることもできます。残量の少ない電池や、電圧を下げることのできるパワーサプライなどでお試しいただけます。あまり電圧を下げ過ぎると音が出なくなりますので注意してください。
Sabbra Cadabraはオレゴン州ポートランドで制作されています。トゥルーバイパススイッチングで、スタンダードなセンターマイナス9〜18Vのアダプタ、または9V電池で駆動します。
種類 | オーバードライブ |
アダプター | 9-18Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | PRESENCE、GAIN、VOL4、RANGE |
SFT Traditional Ink オーバードライブ ギターエフェクター
カタリンブレッド / エスエフティートラディショナルインク
Catalinbread SFTは、“ゲット・ヤー〜”から“デザートサウンド”まで、歴史を作り上げたアンペグトーンを再現するオーバードライブペダルです。
アンペグトーンはいつでもすぐそばにありました。歴史的に、初期のアンペグはジャズ・ピュアリストのためのメーカーでした。そのため、フェンダーやマーシャルが中心のカントリーやロックなど、ポピュラーなジャンルとは違ったスタイルが原点にあります。
アンペグのアンプを設計の観点から見ると、ギタリストよりもハイファイの世界の要素が大きいことが分かります。真空管への接し方、カソードキャパシタの無いゲインステージ、バクサンドールトーンコントロールの実装などがそれを示しています。さらにアンペグはイノベーションを止めようとはしませんでした。“フリップトップ”コンボはまさにその典型的な例です。トーションバーでスピーカーバッフルのタイトさを調整できるアンプが存在していたことも言うまでもありません。
アンペグのイノベーションで最も重要なものは、音楽ジャンルへの向き合い方です。それまでのジャズ純粋主義を180°反転させました。その契機が1969年、ストーンズのアメリカンツアーです。この時、カナダとアメリカの国境でアンプを押収されたローリングストーンズをサポートするため、8台とバックアップ1台のSVTアンプのプロトタイプを製作します。
“ゲット・ヤー〜”を聞いたことがある者は誰もが知る、あの弾力性のある豊かなギターとベースのサウンド。VT40とVT22を使用して鳴らされた音であり、70年代後期まで、ストーンズのサウンドを作り上げました。
その後もアンペグSVTは、ロックンロールのスタンダードベースアンプであり続けました。
ストーナーロックを代表するギタリスト、ジョシュは、カリフォルニア、パームデザートでのライブにSVTを選びました。そしてその圧巻のギターサウンドはその場所の名前をとり、デザートサウンドと呼ばれるようになりました。
Catalinbread SFTは、この偉大なSVTからインスピレーションを受けて開発したオーバードライブです。あの独特の、“歪んでいない”けれども“クリーンとも違う”サウンド。最高のチューブアンプだけが持つあの音です。生々しく、弾力性があり、高いレスポンスを備える。それをペダルで再現するのは簡単ではありませんでした。
そして、激しいJFETファズペダルとして使うことのできるペダルを作るのもまた困難です。SFTは、この2つを両立させました。
ゲインステージ全体で正確なバイアスポイントを見つけ、トーンスタックのチューニングを行い、正しいピックアタックとレゾナンスに対応できる回路を作り上げました。SFTはローE弦でも完璧に動作します。
SFTは大出力アンプをクランクアップした時のレスポンスを、音量を上げること無く再現します。これはクリーンでフラットなアンプでも実感できます。SFTはまさにプリアンプのように使うことができ、他のファズ、ブースト、オーバードライブと組み合わせてもアンプのように動作します。
始めてSFTに触れる時は、まずはSFTとクリーンアンプを組み合わせ、SFTの特性を知ってください。
種類 | オーバードライブ |
アダプター | 9-18Vセンターマイナス |
電池駆動 | 9V電池 |
コントロール | VOLUME、GAIN、TREBLE、BASS、STONES/STONER |