
ZOOM(ズーム)からデジタルの利便性と、アナログの操作性を両立した12chミキサー「LiveTrak L12next」が発売!
ZOOM(ズーム)からデジタルの利便性と、アナログの操作性を両立した12chミキサー「LiveTrak L12next」が発売されました。
ZOOM LiveTrak L12next 12chミキサー&マルチトラックレコーダー

デジタルの利便性と、アナログの操作性を両立
アナログミキサーは各チャンネルに専用のノブがあるため直感的にすばやく操作できますが、シーン(設定)を保存したり呼び出したりすることはできません。一方、多くのデジタルミキサーはシーンの保存や呼び出しが可能ですが、ノブが共通のため、チャンネルを1つずつ選んで操作する必要があります。
『LiveTrak L12next』は、各チャンネルストリップに3つのノブとその機能を瞬時に選択できるチャンネルノブ選択キーを搭載。アナログミキサーの直観的な操作性と、デジタルミキサーの利便性を両立させました。
主な特徴
豊富なインプット
チャンネル1〜8には、マイク/ライン入力が可能なXLR/TRSフォーンのコンボ入力を装備。チャンネル1/2はギターなどの楽器を直結できるHi-Z切替スイッチを、チャンネル3〜8には過大入力に対応するPAD(26 dB減衰)スイッチを搭載。チャンネル9/10と11/12には、TSフォーンが用意され、キーボードやオーディオ機器などのステレオライン信号を入力できます。
チャンネルストリップ
60mmフェーダーに加え、各チャンネルに3つの多機能エンコーダーノブを搭載。ゲイン、EQ、コンプレッサー、パン、センドレベルをアナログ感覚で直感的に操作できます。
チャンネルノブ選択キー
多機能エンコーダーノブに割り当てる機能(EQ、ゲイン、センドなど)を選びます。
5系統の独立モニターミックス
5系統のモニター出力は、ヘッドフォン、イヤモニ、モニタースピーカー等へ、それぞれ独立したモニターミックスを出力できます。メイン出力にはXLR端子を採用しており、PAシステムにバランス信号を送ることができます。
ライブ演奏のために設計
アナログ感覚で直感的にコントロール
各チャンネルに60mmストロークのフェーダーと、3つのチャンネルノブを装備。「チャンネルノブ選択キー」により、GAIN、COMP、EQ(LOW / MID / HIGH)、PAN、エフェクトセンドといった主要なパラメータを瞬時に割り当て、最短ルートで調整できます。ノブの周囲には、設定値と連動するLED表示を採用し、暗い会場でも全体のステータスを一目で把握できます。

大幅に強化された8基のマイクプリアンプ
極めて静かなEIN -128 dBuの超低ノイズフロアと、+70 dBのパワフルかつクリーンなゲインを実現。ギターを直結できるHi-Z入力、過大入力を適切なレベルに下げるPADスイッチ、コンデンサーマイクを駆動する+48Vファンタム電源も完備し、あらゆるマイクや楽器をクリアなサウンドで入力することができます。

12トラック+ステレオミックスを同時録音
オーバーダブも、パンチイン録音も

他のトラックを再生しながら任意のトラックに録音できる「オーバーダブモード」、録音済みトラックの一部分のみ録り直す「パンチイン/アウト」機能を搭載し、楽曲を作り上げることができます。パソコン上のオーディオファイルを取り込んで、トラックに割り当てることも可能です。
音割れしないマスタートラック
マスタートラックへのミックスダウン録音は、32bitフロート形式を選択可能。たとえミックス時に各トラックの音が重なっても、マスタートラックがクリップすることはありません。さらに、マスターコンプを搭載し、レベルオーバー時に心地よいサチュレーションが得られるほか、マスタリングに匹敵する迫力ある音圧も実現できます。

充実したモニタリング機能
【演奏者用の、5系統のパーソナルミックス】
5つの独立したモニター出力を備え、演奏者の一人ひとりに最適な「自分専用ミックス」を送ることができます。イヤモニやヘッドホンなら「ステレオ」、モニタースピーカーなら「モノラル」に。接続する機材に合わせてボタンひとつで出力を最適化できます。
【直接声を送れるトークバックマイク】
5系統のモニター出力のうち1つは、PAオペレーター用のヘッドフォン出力として利用可能。会場全体に流れるマスター音源だけでなく、各プレイヤーのミックスバランスを手元で切り替えてチェックし、調整できます。また、モニターに直接音声を送れるトークバックマイクを内蔵し、エンジニアと演奏者間のコミュニケーションがスムーズに行えます。
【瞬時に呼び出せる10種類のミキサー設定】
最大10種類のシーン(設定)を本体に保存可能。フェーダー位置をはじめ、EQ、パン、ミュート、エフェクトなどの設定を丸ごと記録。ライブパフォーマンスやスタジオ・レコーディングの際、作り込んだミックス設定をいつでも瞬時に呼び出せます。
【鮮明なLEDメーター】
『L12next』のLEDメーターは、各チャンネルの音量レベルに加え、エンコーダーの設定値も鮮明に表示します。また、新搭載の「フェーダーポジション」ボタンを使えば、シーンの呼び出し時に、保存されているフェーダー位置をレベルメーターに表示させることができます。
【表現力を広げる16種類のエフェクト】
ディレイやリバーブなど16種類のセンドエフェクトを内蔵し、各チャンネルの音に広がりや残響を加えて、ミックスに立体感と奥行きを演出することができます。2つのパラメータノブにより、エフェクトの音質や効果の深さを簡単に調整できます。
【iPadでミキシング】
iPadアプリ『L12next Control』を使えば、ワイヤレスでのミキシングが可能になります。フェーダーの調整やシーンの呼び出し、EQ、エフェクトの設定など、主要な機能をiPadからリモート操作。客席で全体のバランスを聴きながら、ミックスを作ることができます。
*別売Bluetoothアダプタ「BTA-1」が必要。通信距離は、見通しの良い室内で10メートルまで。
【USBオーディオインターフェース + コントロールサーフェス】
『L12next』は、Mac、Windows、iOS対応の14イン/4アウトのUSBオーディオインターフェースとしても利用可能。最高32bitフロート/96kHzの高解像度オーディオで、プロ品質の録音・再生を実現します。
さらに、DAWソフトを直接操作できるコントロールサーフェス機能も備え、録音から制作までのワークフローを強力にサポート。パソコンとmicroSDカードへの同時レコーディングも可能です。
【ライブストリーミングに最適】
ライブ配信をお考えですか? 『L12next』は、各種ライブ配信ソフトとスムーズに連携します。ポッドキャスト収録や音楽のライブ演奏、オンラインのトークイベントなど、多様な配信スタイルに対応します。通話先の音声にエコーが発生しないようにするミックスマイナス機能も搭載し、コールインゲストを参加させることも可能です。
【ハンズフリーで操作】
別売りのフットスイッチ「FS01」を接続すれば、エフェクトのミュート、レコーディング時のパンチイン/アウト、再生/停止といった主要な機能を足元でコントロールできます。演奏中、楽器から手を離すことなくスムーズな操作が可能です。
【ラックマウント対応】
別売ラックマウント・アダプタ(RKL-12)を使用すれば、『L12next』を一般的な標準ラックにマウント可能になります。スタジオやライブシステムのラックへ、本機をスマートに組み込むことができます。












