伝説的なファズ・ペダル ” Tone Bender “でした！

数あるファズ・ペダルの中でも一際存在感を放つTone Bender。ロンドンの楽器店“Macari’s”がプロデュースするブランド“Sola Sound”は1960年代半ばに初代Tone Benderをリリース。その後、多くのバリエーションまたOEMを含めると多くのTONE BENDER FAMILYが生み出され FUZZマニアの中でも特に謎が深く、未知の領域を残すペダルとして知られています。

その中でも究極のTone Benderサウンドと呼び声が高い（これは諸説あります）モデル、Professional MkIIは、数多くの偉大なギタリストに愛用され、ロック・シーンに大きな影響を与えてきました（これは論を待ちません）。そして50年以上を経た今もなお、そのサウンドは人々を魅了し続けています（これも論を待たない）。

チキンヘッドノブが渋いです。BOSSなのに（悪意はないです）結構振り切ってます。

しかしながらTone Benderと言えば挙動の不安定さには定評のある（ほぼ褒めてます）ゲルマニウムトランジスタがサウンドの肝になるはず。近年特に良質な個体は枯渇しつつあり、もちろん、BOSS厳格なクオリティ管理の中ではこれを使うことは困難でしょう。

いかにして、BOSSはこの技術的課題をクリアしたのか？