ortofon(オルトフォン)からVNLのヘッドシェル付きモデル「VNL Premounted」DJカートリッジが発売!
ortofon(オルトフォン)からVNLカートリッジ本体をSH-4 Blackヘッドシェルへ取り付け、リードワイヤー結線も施したPremounted(プリマウンテッド)モデル「VNL Premounted」が発売されました。
待望のヘッドシェル取付済モデル “VNL Premounted”
「針飛びしないカートリッジが欲しい。」これは長年にわたり、ヴァイナルを扱うDJの悲願でした。
この夢を叶えるべく、オルトフォンはDMC、IDAなど世界最高のコンペティションでワールドチャンピオンに輝いたターンテーブリストたちに協力を要請。
彼らが新時代のDJカートリッジに求めているもの、そのイメージを丁寧に、かつ真摯にピックアップしながら開発を進めました。
また、もはや現代の定番となっているDVS環境の使用時にもスムーズに動作することや、近年増加しているポータブリスト環境への対応も考慮され、更にシェルに取付可能かつ軽量という使用アームを選ばない汎用性も重視されました。
こうしてターンテーブリストたちとオルトフォンの理想の結集により、極めてクリアで高音質なサウンドとハードプレイ時の針飛び耐性を両立させた夢のカートリッジとして誕生したのがVNLです。
本製品は単売モデルのVNL Single Packと同一のカートリッジ本体を、SH-4 Blackヘッドシェルへの取り付けとリードワイヤー結線済みのPremounted(プリマウンテッド)モデルとしたものです。
なお、VNLはMM型のカートリッジです。
PHONO入力を備えたアンプやミキサーを所持していれば、機器の追加を行うことなく使用することが可能です。
3種類のスタイラス(交換針)でチューニング可能な「飛ばない」VNL
VNL Premountedには、カートリッジ単品モデルのVNL Single Packと同じく「Stylus VNL II」がカートリッジ本体に取り付けられています。
標準モデルである「II」をベースとし、より柔軟な「I」と、最も弾力をもつ「III」との挿し換えを行う(「I」および「III」は別売)ことで針先部分の柔らかさを調整し、再生時の音色やDJプレイ時の触感を細かくチューニングすることができます。
オルトフォンは針先部分の柔らかさを左右する「ダンパー」というゴム部品の設計・材料配合・生産管理の全てを自社工場内のダンパー専門ラボラトリーで行っており、VNLを含む全てのカートリッジそれぞれに最適な仕様のダンパーを生み出し、ブレのない均一な量産を可能としています。
VNL最大の特徴である3種類の「飛ばない」スタイラスは、オルトフォンの誇る高度な技術の結晶です。
VNLやDJ用ターンテーブルとの相性も抜群、SH-4 Black
VNL Premountedに用いられている軽量・シンプルなSH-4 Blackヘッドシェルは、人間工学に基づいた設計思想と視認性の向上を目指してフィンガー(指かけ)が大型化されています。
さらに針を下ろす時は指先から抜けやすく、針を上げたりシェルを保持する際には指先に残りやすくなるよう、フィンガー先端には絶妙なカーブと表面処理が設けられています。
そのため、ヴァイナルDJのビギナーはもちろん、ベテランのターンテーブリストにも、またはDVS使用時の操作や通常のリスニング用途にもおすすめの逸品です。
また、このヘッドシェルは同じく軽質量なカートリッジであるVNLや、DJ用途のターンテーブルに備えられたトーンアームとの相性は極めて良好です。
スペック
出力電圧 (1kHz、5cm/sec.) | 6mV |
チャンネルセパレーション (1kHz) | 20dB |
周波数特性 (20Hz-20,000Hz) | -2dB /+4dB |
トラッキングアビリティー(315Hz、適正針圧下) | 90μm |
水平コンプライアンス | 15μm/mN |
スタイラスタイプ | Spherical |
スタイラスチップ半径 | R 18μm |
カンチレバー素材 | アルミニウム |
適正針圧 | 4.0g |
針圧範囲 | 3.0-5.0g |
内部インピーダンス | 700Ω |
内部インダクタンス | 450mH |
推奨負荷抵抗値 | 47kΩ |
推奨負荷容量値 | 200-600pF |
自重 | 16g(SH-4ヘッドシェル込み) |
JAN | 5705796013948 |