アナログターンテーブルをホームオーディオとして使ってみたい!Pioneer DJ PLX-500&モニタースピーカーのセットを検証してみた
「リビングでアナログレコードを楽しみたい」
「古いお気に入りのアナログレコードをまた鑑賞できないかな?」
「最近アナログレコードに興味が出てきたけど、気軽に導入できると良いのだけど」
というご要望をよく耳にします。
じつは今、アナログレコードのリバイバル需要が高まっていて、大手CDショップのオンラインストアから気軽に購入することもできるんです。好きなアーティスト名にレコードと検索してみるのも楽しいでしょうね。
そんな声に応えるべく、Pioneer DJ製のターンテーブルとモニタースピーカーの組み合わせを提案してみたいと思いますっ!
チューヤスタッフが実際に試聴レビューをしてみましたので参考にしてみてください。
PLX-500と2つのモニタースピーカーの組み合わせ
今回、紹介するターンテーブル「PLX-500」は、リスニングはもちろんのことDJプレイも可能なモデルです。
LINE出力に対応していることで、今回組み合わせるパワーアンプ付モニタースピーカーとのマッチングも良い感じ。さらにUSB-B端子の搭載によって、PC/Macとダイレクトに接続し、レコード音源をデジタル化することもできます。
PLX-500に組み合わせるスピーカーは、前回のレビュー記事でも登場したDM-40DとDM-50Dです。
ひとクラスの差でどれくらい聴こえ方が違うのか? またスタッフそれぞれの好みやオススメジャンルなどのコメントで参考にしてみてください。
PLX-500-K Black
高品位なアナログレコードサウンドでDJプレイが可能なダイレクトドライブターンテーブル。
ターンテーブルを含むプロフェッショナルDJ機器の開発で培ったPioneer DJの経験と高音質技術を活かし、自宅で手軽に高品位なアナログレコードサウンドを楽しむことが可能かつDJプレイ可能なダイレクトドライブターンテーブルです。
幅広い方にアナログレコードを楽しんでもらえるための機能を備えたモデルです。
サイズ違いのスピーカーでレビュー開始!
チューヤスタッフ2名によるアナログレコードとモニタースピーカー2種のレビューをはじめます。
スタッフ倉光の感想
「DM-40DとDM-50Dを聴き比べたときに最も違いを感じたのは低音の聴こえ方です。
やはりDM-50Dの方が、DM-40Dよりワンランク上のモデルだけあって低音に『重さ』を感じましたし、1音1音の輪郭もハッキリしているなと思いました。
ただ室内で音楽を聴くことが目的なのであれば、DM-40Dも十分な音質だといえます。DM-40DはDM-50Dよりもスッキリとした音質なので部屋のBGM用としてはもってこいだと思います。
DM-40Dの方がサイズもコンパクトなので自分ならこっちを選びます!」
スタッフ高尾の感想
「DM-40DとDM-50D、2つのスピーカーですが、真正面に座って聞いてみると、違いは直ぐに分かりました。
真正面に座って同じ音量で聴き比べた時に、DM-50Dの重厚さで体が振動する様な感覚がします。
また電子音源とPLX-500を使用してレコードで聴き比べた際、PLX-500でレコードで聴いた方が、音の細やかなところまで再現できている様に聴き取れました。(特にハイハットやバスの部分)
値段差も約4000円程度なので、自分なら思い切ってDM-50Dを選びたいです!そして、近未来感のあるホワイトカラーを推したいです!」
スタッフ井上の感想
「小さな音でしかリスニングできない部屋でしたらDM-40Dでも特に問題ないかなと思いますが、ある程度の音量が出せる環境でしたらDM-50Dの方が断然良いと思います。
DM-40DよりもDM-50Dの方が音圧もしっかりと感じられて、また今回試聴したアルバムの大きな特徴でもあるリバーブの処理や、楽器の配置など音像がより明確に再現されていた感はあります。
音質にこだわらず気軽にリスニングしたい場合や、サブモニターとして使用する場合はDM-40Dでも十分。小型モニターに音圧や音質を求める場合はDM-50Dがオススメです!」
DM-40D Black
DM-50D Black
ホワイトもアリ!お部屋の雰囲気とコーディネートできます!!
チューヤスタッフのレビュー、いかがでしたか?
これからアナログレコードを楽しむにはミニマルなセットですよね。初期投資としても割合リーズナブルに感じます。あとはお部屋の大きさによって、スピーカーを選んでいくのが良いんじゃないでしょうか。
最後に「カラバリ」について。なんとPLX-500にはホワイトバージョンも存在しています。
PLX-500-W White
スピーカーにもブラックとホワイト両方ラインナップがありますので、トータルコーディネートしてみましょう!