2021年1月11日
2021年2月5日
ドレッドノート型ギター、名称の由来
ドレッドノート型ギター、名称の由来
ドレッドノート型ギターの「ドレッドノート」この言葉の由来、ご存知ですか?
Dreadnought(ドレッドノート)は、Dread(恐怖)Nought(ゼロ)の合成語で「恐れ知らず」という意味になりますが、恐れ知らずのギター?ちょっと意味が分からないですよね。
実はこの「ドレッドノート」というのは20世紀初頭にイギリス海軍が開発した、それまでの常識を覆す最新大型戦艦の名前なのです。
従来の戦艦にくらべ格段に大きかったので、ドレッドノートといえば「格段に大きい」という意味も併せ持つようになりました。
皆さんも「ド級戦艦」とか「超ド級戦艦」(漢字で書くと弩級)とかいう言葉を聞いたことはありませんか?
この「弩」が「ドレッドノート」の事です。
なんとなく日本語に馴染みが良いので「ド級」→「でかい」「超ド級」→「すげぇでかい」みたいな意味で解釈してる方が多いと思いますが、実は英語由来の言葉なんですね。(意味としては「でかい」「すげぇでかい」で正しいです)
ちなみに日本の超弩級戦艦として代表的なのは「金剛」「比叡」「榛名」「霧島 よたろう」など、後に宇宙戦艦として蘇る「大和」も超ド級戦艦です。
さて、ギターに話を戻すと、マーチンが開発した従来のフォークタイプより大型に見えるくびれの少ないボディのギター、開発過程でその大きく見えるボディ形状が「まるで戦艦ドレッドノートのようだ」と称され、それが正式名称になりました。
どうですか?ドレッドノートの由来。お楽しみ頂けたでしょうか?
最後に、chuya-onlineで売ってるドレッドノートギターのリンクを貼っておきます。
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