理想のベースサウンドを目指して!今さら聞けない機材のこと、用語のこと。。。 その1
次から次に現れる新アイテム、飛び交う専門用語。。
理想のサウンドイメージはあるけれど、どう伝えたらよいかわからないしどれが自分の好みにあっているのか、わけがわからなくなって行く昨今。ベーシストの皆さん、いかがお過ごしですか?
ここでは個人的な体験を通しておすすめするアイテムや機材などを選ぶ上での考え方をお話させていただきたいと思います。
まず最初に取り上げるのは、音を表現する言葉としてよく出てくる「暖かさ」。。。 ?
「音」のこと言ってんだよこっちは、暖かいって何だ?なんて思ったことないですか?私はあります。
誤解や批判を恐れずに言うと、ドンシャリ寄りのサウンド か そうじゃない かと、ベースサウンドを大きくざっくり2つに分けることができると思います(強引)
「暖かい」という言葉はもちろん音の表現として使われているとは思いますが、「ドンシャリ寄りではないよ」と教えてくれる言葉とも捉えることができます。そんな気がします。
わかりますか?よくわかりませんねぇ。。
それでは、ベースの奏法のイメージから考えてみましょう
スラップ(チョッパー)、ピック弾きに対して、指弾き(2フィンガーなど)はなんとなく「暖かい」と言われるサウンドに近いイメージがあります。個人的に。
そういうことなんですかね?(どういうことだ)
主にピックを使ってベースを弾く私は「暖かい」というサウンドイメージに憧れていました。ピック弾き特有のリズム感が好みで、それは指弾きではうまく表現できないと思っています。
(誰ですか?指弾きが下手なだけだろって言っているのは)
ピックってめちゃくちゃ種類ありますよねそんなこんなでピックをいろいろ試してみて、一旦落ち着いたのがAriaProII HYPER TOUCHシリーズ
AriaProII HYPER TOUCH Triangle 1.0mm WH
「ジュラコン(R)素材を使用した新世代のピック。対磨耗性にすぐれロングライフを誇るとともに、マット感覚のソフトな手触りと弾き心地を持ち、ナチュラルな中にシャープさが光る独特のサウンド。」
これすごくいいです。ピック弾きのアタック感を保ちつつ、ソフトな弾き心地。
もうこれしか無いなととも思っていましたが、おじさんになって、もっと「暖かさ」があってもいいかなと思ったときに出会ったすごいピックがあります。Ibanezのエラストマーピックです。 そのなかで私が使っているのは IBANEZ BEL4ST22。
IBANEZ BEL4ST22 ELASTOMER Pick
「ポリエステル・エラストマー(by 東レ・デュポン)を素材として使用した、新感覚ピック。高強度と高耐久性、良反発弾性素材のため、擦り減りにくく、弦のはじきやすさは抜群です。高消音性により、弦との接触時(=ピッキング時)のノイズを従来のピックとは比較にならないほど低減します。 高耐衝撃性により、弦タッチ/あたりが丸く、なめらかでしっとりとした弾き心地を実現します。」
私は2.2mmのSOFTタイプを使っています。厚みがあるので、使うのに少し慣れが必要かもしれませんが、大げさに言うとピックが弦に当たる音がしない。ピック弾きなのに指で弾いているような感覚。これ使うと、不通のピックで弾いたときのピックが弦に当たる音が気になってしょうがなくなりました。しかしながらアタックのスピード感は損なわれますので、速いフレーズは対応しづらいです。(修行)
ピックの話になってしまいました。「暖かい(温かい?)サウンド」をピック弾きで求めた結果、私は今回ご紹介したこの2種類のピックを使っています。皆様の参考になりましたら幸いです。
いかがでしたか、暖かさとピック。ご意見いろいろあるとは思いますが、「これはこうだ」という主張があるわけではなく、なんとなく思ったことを書いていますので、どうかひとつ生暖かい目で見てやってください。
結局、あたたかいサウンドってなんだったのか。。。
また次回(あるのか?)