最強メトロノームを探せ!〜井戸沼尚也の「ゆるゆるchousa-online」Vol.8 〜
機材好きならご存知、レビュワー、ライター、そして「元地下実験室 室長」の肩書をもつ男、井戸沼尚也がDiscover上で気になる機材や演奏のアレコレをゆるっと調査するコーナー「ゆるゆるchousa-online」! 第8回のテーマは「最強メトロノームを探せ!」です。
メトロノームは価格、機能と「音」で選ぼう!
ギターに関しては、ネジ1本にまでこだわる方、エフェクターやアンプについても非常にこだわっている方、いますよね?
ではメトロノームは何を使っている? と聞くと「えーと、何だっけ……、適当に買ったからなぁ……」という人が多いようです(出典:私の友人や知人w)。
メトロノームは「価格」と「機能」で選ぶ方が、ほとんどだと思うのですが、私はここに「音」という選択肢を加えることを、強くオススメしたいと思います(価格と機能も否定しませんよ、大事です)!
メトロノームの音質、実は一台一台結構違っておりまして、心地よい(自分好みの)音のメトロノームを使うと、日々の練習が楽しくなるんですよ! これホントに!!
なお、メトロノームに関してはスマホのアプリを使っているという方も多いと思うのですが、個人的にはメトロノームの実機を手に入れていただきたいと思っています。
スマホは、カンタンに録画できる最強の練習支援ツールなので(絶対に録画して見返した方が早く上手くなりますよ!)、スマホをメトロノームとして使用してしまうのはもったいないというのが、その理由です。
というわけで今回、全12台ものメトロノームを比較してみました!
各サウンドについて、動画で紹介しておりますのでそちらもお楽しみください!
パッケージの写真もあわせて掲載していますが、なかなか面白かったです!
(※ここで紹介する各モデルは、ブランド名のアルファベット順で並んでおります)
12機種の特徴をチェック
BOSS DB-30 Dr.Beat
こちらはギタリスト/ベーシストにはお馴染み、世界のBOSSの製品です!
現在、BOSSのメトロノームは3機種ありますが、その中で最もコンパクトなモデルです。
コンパクトといっても決して侮れません。必要な機能は全て搭載されているといっていいでしょう。
24種類のビートと9種類のリズム・タイプを内蔵し、複合ビートを選んで変拍子にも対応できます。タップテンポ機能や基準音の発音機能、ヘッドフォンジャック、装着用のクリップも付き、価格もリーズナブルです。
迷ったらこれを選べば間違いない一台といえます。私も個人的に使用しているモデルです。
- 必要な機能はほぼ網羅
- コンパクトで価格もリーズナブル
- 音はやや硬め特にアクセントの音は耳につくが、アクセントは消せる