KORG MA-2

非常にリーズナブルなモデルで、今回紹介する全機種の中で最も入手しやすいメトロノームです。

正直、手にした感触は高級機種に比べると価格相応という感じですが、そこはメトロノームとして使用する上では関係ないところなので、あまり気にしなくても良いでしょう。

このモデルも高機能なのですが、ディスプレイが大きく見やすいところ、そして独自のタイマーモードなどは特に高く評価できます。

メトロノームは基礎練習に使うことが多いと思うのですが、その時に時間を設定して（10分間とか、20分間とか）、その間だけ基礎練習を行うという使い方に最適です。

音は、メーカー側は「よりわかりやすい、抜けの良い音」としていますが、ここは練習環境によって好みが分かれそうです（うるさい部室か、静かな自宅か、など）。

KORG KDM-3

昔のアナログ（機械式）のメトロノームを模した、デジタルのメトロノームです。

先に難点を挙げると、アナログっぽいデザインなので筐体がやや大きめで、持ち運びには向かないかもしれないというところです（まぁ、そこまで大きくないですけど……）。

そして単4電池を4本使うので、ちょっと多く感じますね……。

しかし、このメトロノームは何より音が良い！！　メトロノーム音は8種類の中から選べるのですが、動画でも紹介している音（ウッドブロックだったかな？）が素晴らしく、ちょっとこの音で練習すると、他の電子音に戻るのが厳しくなるほど心地よいです。

部屋で使う（動かさない）分には最高のパートナーではないでしょうか？

従来のメトロノームの音に飽きたあなたに推したい良品です！！

KORG TM-60

こちらは高精度のチューナーとメトロノームが一体となったモデルです。

チューナーとメトロノームはどちらも持ち歩くことが多いので、こういった合体は嬉しいですよね。

メトロノームとしては、3タイプのテンポ設定、15種のリズムバリエーションを搭載しています。

タップテンポ機能もあります。サウンド的にいたって普通の電子メトロノームという印象で、特に不快ではありません。

地味な話なのですが、KORGのメトロノームは単4電池を使うんですね。私はここがいいと思います。多くのコンパクトなメトロノームで採用されているボタン型のリチウム電池は買い置きをし忘れるので（単4は家電のリモコンでも使うので絶対に切らしません笑）。

練習したい時に電池切れで練習できないという事態が、起こりにくくなっています。