最強メトロノームを探せ!〜井戸沼尚也の「ゆるゆるchousa-online」Vol.8 〜
SEIKO DM51
時計のメーカーとして有名なSEIKOは、当然、時を刻むことが得意ですから、メトロノームに関しても結構な数のモデルをリリースしています。こちらは中でも非常にコンパクトなモデルです。
特徴はとても小さく持ち歩きに便利で、クリップもついているので服につけて使ったりできる点です。価格もリーズナブルですね。あとは時計がついているところ(笑)。
普段は時計として使い、必要な時にメトロノームとして使えます。音はトレブリーで、少し耳につきますが練習環境や使用楽器によっては、このくらいが聞き取りやすいという人もいるでしょう。
- とにかく軽量、コンパクト(電池込みで約35g)
- 時計付き!
- 音はややトレブリー
SEIKO DM90
SEIKOのモデルは、どれも楽器メーカーの視点とは違う設計がされていて面白いです。
こちらはスポーツを愛するミュージシャンにオススメしたい、ちょっと変わったメトロノームです。
デザインが非常にポップで、付属のネック・ストラップで首から下げられます。ストップウォッチ、タイマー、温度計、湿度計、アラームといった機能に加え、もちろんメトロノームと基準音発振の機能も付いています。
機能を見れば分かる通り、ランニング、ゴルフや野球のスイングの練習などに使えて、楽器の練習にも使えるということですね!
スポーツをしない人にとっては謎のモデルという感じかもしれませんが、単純にコンパクトで可愛いメトロノームを探している人に、意外とオススメです!
- スポーツのシーンでも使えるメトロノーム
- 軽量、コンパクトで、非常に可愛いデザイン
- 音はややトレブリー(屋外でも聞こえるようにということかも)
SEIKO VM80A
これも面白いモデルですよ。
こちらの特徴は、英語のテンポ音と電子音を選べるところです。「One、Two、」と人の声でカウントしてくれるモードを選べます(最大でSevenまで)。デザインも細長く、独特ですよね。
で、このモデルの裏の特徴は「BPMを1から始められるところ」です。
多くの電子メトロノームは、遅いテンポはBPM30くらいから対応しているモデルが多く、1から対応できるモデルはこれ以外、知りません。
1分間に1回「One」とかいう、この機能は非常にシュールで音楽の拍として成立しにくいくらい遅いです。
例えば、ヨガの何かに使うとか別の用途があるのでしょうか? 非常に面白いモデルです。
- 人の声でカウントしてくれる
- BPM1 から始められる!!
- 電子音のモードの音、意外と悪くないです!!